毎年1月にアブダビで行われるエネルギー・環境関連見本市の”World Future. Energy Summit”(WFES)。2012年に行われたこのサミットで、潘基文国連事務総長が提唱した国際的な構想が、この
「すべての人のための持続可能エネルギーの国際年」(Sustainable Energy For All)
でした。
具体的に3点を挙げています。
- 近代的なエネルギーサービスに誰もがアクセスできるようにすること
- エネルギー効率の改善を、国際基準で2倍に引き上げる事
- エネルギーの割合で、再生可能エネルギーの割合を2倍に引き上げる事
来年の1月でこの構想が出されてからある1年がたちますが、それまでに民間セクターや投資家たちから集められた500億ドルに加えて、アジアやヨーロッパ、ラテンアメリカの開発銀行からの何百億ドルもの資金が動員されました。
そうして行われたプロジェクトが以下のマスダールによる事業です。
- -トンガ – a 500 KW solar project on the island of Vava’u
- – アフガニスタン – 600戸の住宅用太陽光発電システム
- -モーリタニア – 15MWプロジェクト
- -ザイード未来エネルギー賞 – 国際ハイスクール部門に50万ドルを追加