三菱電機、セル生産能力増加で270MW

太陽光発電システムを製造販売する三菱電機は今月1日、太陽光パネルの部材であるセルの生産能力を増強すると発表しました。

同社の飯田工場(長野県飯田市)では2月に太陽電池セルの第二工場が完成し生産を始めることから、セルの生産能力はこれまでのものに50MW加わり270MWになるということです。

今後、飯田工場にさらにセルの製造設備を導入、京都工場(京都府長岡京市)にはセルからモジュールを組み立てる生産ラインを増設することで、2011年以降はセルおよびモジュールの年間生産能力を600MWまで増やす予定としています。

新設の設備では主に効率の高い単結晶のセルが作られることになるようで、2010年からは現在の多結晶製品に加えて単結晶パネルの販売も開始することになるそうです。

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