テスラモーターズが家庭用蓄電池を発表

4月30日にテスラモーターズはEV向けリチウムイオン電池を量産してきた経験を活かし、8月にも家庭やビル・大規模太陽光発電所などで使うことができる据え置き型蓄電池を発売することを発表しました。数色の色から選べる流線型のデザインで、売りである価格は容量10kWhの家庭向けモデルが約3500ドル、7kWhモデルは3000ドルという標準の半額以下になり、保証も最低10年、最大20年までの延長が可能です。一方ビルの非常電源や太陽光発電所などで使われる100kWhの業務用モデルについては再生可能エネルギー普及に寄与する商品としてすでに受注を受けてます。
米カリフォルニア州フリーモント市の工場でパナソニックの技術を土台に製造をはじめ、米国はもちろん日本向けにもその後製造・販売を拡大して行く予定です。パナソニックと共同建設の米国内の工場が来年稼働しフル稼働する2020年には自動車向けに3分の2、据え置き型の蓄電池や他社への販売に3分の1が生産される見込みです。また市場規模が3906億円にまで拡大し、カリフォルニア州で2024年までに家庭100万軒分・原発1.3基分相当の需要が見込まれています。

テスラの家庭用蓄電池特集ページ

参考