モーリタニアに初のメガソーラーは15MW、総電力容量の約10%を提供可能

アフリカ西部モーリタニアの首都ヌアクショット(Nouakchott)に、15MWの太陽光発電が建設される計画が発表されました。
建設はアブダビの再生可能エネルギー企業マスダール(Masdar)。

モーリタニア初のメガソーラーで、15MWは国内の総電力容量の10%に相当すると言います。(人口350万人以上の国で150MWしか電力を消費していないというと、日本の76分の1程度の計算!)
ただ、年間需要量は今年も12%増加しており、電力化率は6割以下の同国では電力不足に直面しているため、今回のヌアクショット計画は増加分をまかなう程度です。
風力発電や太陽光発電に比較的適しているアフリカの土地では、再生可能エネルギーが電力不足解消に一役買いそうですね。

国連は今年2012年を「すべての人のための持続可能エネルギーの国際年」と定めています。

マスダールは他にも、トンガやアフガニスタンでも再生可能エネルギープロジェクトを進めていると言います。

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