フランスでは商業地域内の新建造物の屋上に一部緑化か太陽光パネルの設置を義務付け

フランス議会は先週、国内の商業地域内で建物を新しく建てる際に建物の屋上を一部緑化もしくは太陽光パネルを設置しなければならない法案を可決しました。

緑化には太陽の熱を遮る効果があり、夏場に建物内の気温を下げる効果や屋根の水はけ問題のトラブルを解消出来る他野生の鳥が住み着くなど都市での生物多様性の促進が期待が出来ると専門家が指摘しています。

環境保護活動家は新築の屋上全ての緑化を義務付けるよう求める活動をしていましたが結果的に緑化は一部、もしくは太陽光パネルでの代用も可、対象を商業建築のみに可決されました。屋上緑化は欧米を中心に人気で、カナダのトロントでは2009年に全ての建物に屋上緑化を義務付ける条例が施行されています。

参考