薄膜型パネルのメーカーカネカは、世界最高効率の太陽光発電技術を開発したと発表。
効率が市場で人気の商品に比べて大幅に劣る薄膜型パネルを製造・販売しているカネカですが、デザイン性、意匠性といったアプローチでシェア拡大を狙うも、2014年3月期は特別損失を計上したといいます。
事業拡大のきっかけとなることが期待される新技術は韓国の成均館大学校の研究グループと開発したというもので、具体的にはレンズを使って太陽光を増幅したものを、2種類のパネルに振り分けて使うようなものだといいます。
これが「集光型パネル」に分類されるのかどうかや、種類の異なるこれらのパネルが被さる形で一枚になっているのか、など、詳しい内容はメーカーの発表を待ちたいところです。