ソーラーフロンティア、木製架台を利用した1.4MWメガソーラー建設

2015年2月16日、東京都に本社を置くソーラーフロンティア株式会社は、日本では数少ない国産木製架台を用いたメガソーラーの着工を発表しました。
このプロジェクトはソーラーフロンティア社と株式会社日本政策投資銀行が共同で設立した「SFソーラーパワー株式会社」として熊本県八千代地区にて行われるもので、使用される木製架台は該当地区の地権者で木材保存技術のスペシャリストでもある株式会社ザイエンス(東京都)のノウハウを生かして作られるとのことです。
木製架台の持つ塩害耐性の高さと熱伝導率の低さにより、海岸付近の塩害や融剤による影響での腐朽、炎天下での発熱を抑える効果が期待できます。また、木質バイオマス燃料として再利用できる国産木材を使用することで、将来的な解体後も自然環境への負荷の回避を図ることができるとしています。

この木製架台は発電施設全体の2割程度に使用される見込みで、2015年5月末にも発電が開始される予定です。

参考