世界の太陽光発電設置容量が2005年から10年間で40倍近くに

米調査会社NPD SolarbuzzのアナリストMichael Barker氏によると、世界における太陽光発電の累積設置容量は現時点で150GWを超え、2014年の終わりには200GWに達する見込みだということ。
2005年には世界中で5GWしかなかった太陽光発電の累積設置容量ですが、この10年で30倍はおろか40倍近くにまで成長すると予想されているのですね。

太陽光発電は2005年から2011年まではずっとヨーロッパ市場が率いていたといいます。年ごとの世界需要の60~85%をヨーロッパが占めていた時期です。その後FIT制度の廃止などもあって市場が縮小、2014年には25%以下にまで下がってきています。

参考
ちなみにスタートダッシュは日本が早かった印象があります。1994年にすでに補助金制度を導入しており、住宅用を中心にすでに2004年の時点で約1GWの累積設置量がありました。参照