トリナソーラー、タイゴエナジーとのタイアップ製品「Trinasmartソリューション」を発表

トリナソーラーは、米カリフォルニア州のシリコンバレーを拠点とする「タイゴエナジー」による太陽光発電システムの運用管理技術を用いて新製品「トリナスマート ソリューション」の提供を開始。

特許も取得している「マキシマイザーシステム」は、インピーダンスマッチングという技術を使って

モジュールレベルの診断、モジュールレベルでの太陽光発電システムのDC出力の最大化を実現。また、アーク、火災、安全性の問題の削減も実現

できるといいます。

住宅用の主流はクアッドマックスモジュールですが、この「トリナスマート」は、中大規模の産業用に主に使われるHoneyモジュール(単結晶は「DC05A」・多結晶は「PC05A」で始まるモデル)に搭載して販売される予定のよう。

スマートモジュールはマキシマイザー管理ユニット(MMU)に接続され、(一台で360枚のスマートモジュール(約100kW分)に対応可能)電圧などのトラブルシューティング管理をします。
そしてモニタリングサービスでは無償で毎月レポート(有償で日報のプランもあり)を提供。

市場最安値メーカーの一つでもあるトリナソーラー
比較的大規模な産業用プロジェクトでは運用管理の予算を組むことが多いため、初期費用を安くすませ、安定した売電事業を、と考える方には「Trinasmartソリューション」はぴったりの商品かもしれません。

似たような製品で、MPPT(最大電力点追随)システムを利用してパネルごとの出力を最大化するジンコソーラーのスマートモジュールのような製品もあります。
安価が魅力の中国メーカーですが、プラスアルファの価値を付けた商品展開を始めるメーカーが増えていくのでしょうか。

トリナソーラー・評判・価格など
参考