ソーラーパワーネットワークがベイシアの33施設の屋根借りて太陽光発電事業、合計出力29MW

「屋根貸しに特化した太陽光発電企業」であるカナダの太陽光発電デベロッパーSolar Power Network(SPN)は、3000㎡以上の屋根を持つ建物を対象とし、屋根を借り受けて太陽光発電設備を設置します。
国内外合わせて、これまでに大規模屋根上太陽光発電で600カ所以上の実績を持ち、総出力300MWということ。

同社は今回、群馬県を拠点とし、関東・中部地方を中心に大型ショッピングセンターを展開する「株式会社ベイシア」の33施設を借り受け、合計出力29MWの太陽光発電施設を開発すると発表しました。

契約の詳細(賃貸料、パネルの設置場所とそれぞれの容量、パネルの種類など)は「施設の数、発電の出力とも巨大であるため(参考)」公開しない、というのはなんとも外資の企業らしいと言いましょうか。。。

とはいえ、SPNのサービス自体は信頼に足るものであるようです。

屋根を借りる際には、ただ土地を借りるだけでないデリケートな問題が生じる場合があり、その一つが「屋根の問題(雨漏りなど)や、葺き替えの際、パネルはどうするのか」というもの。
パネルの一時取り外し、再度の取り付けという作業にも無償で対応することを契約内容に含めており、屋根借り事業に徹してきたからこそ、あらゆる問題に対する対応策を持ち合わせているというのは強みのようです。

また、自治体の屋根貸事業では必須項目といえる「地域の災害対策」への対応も万全のよう。

参考