日立、天候の変化による太陽光発電の出力変動を安定化する技術を開発

株式会社日立情報制御ソリューションズは天候の変化による太陽光発電の出力変動を安定化する技術を開発しました。

この技術は、太陽光パネル上空の空画像から数秒後の太陽と雲の位置関係を計算することで発電出力の変動を予測し、さらに予測した変動のタイミングに合わせ蓄電池の充放電を制御することで太陽光発電の発電出力変動の安定化をめざすもの。

年間を通じたさまざまな天候状況に対応可能となるように、空画像の撮影を継続しながら、太陽と雲の領域を認識する画像処理や雲の動きを予測するアルゴリズムのロバスト性向上を実施し、太陽光発電の出力変動の予測精度向上を図るということ。

日立のグループ会社は蓄電システムの開発なども行っており、スマートグリッド社会に一役買いそうな技術をグループ内に多く抱えることになりそうですね。

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