化合物系のソーラーパネルの生産で日本のトップを走るソーラーフロンティア。
現在、単一の太陽電池モジュール製造工場としては世界最大級である国富工場(生産能力900MW/年)を含む宮崎県の3つの工場から、世界中に高性能の国産CIS太陽電池を出荷していますが、今回、新たに東北に生産拠点(生産能力150MW/年)を建設し、世界市場に向けて新たなスタートを切ります。
ソーラーフロンティアの第4番目の生産拠点となる「東北工場(仮称)」は宮城県大衡村に建設され、最新の量産技術を採用する事で、従来よりも高性能な製品をより効率的に生産できるということ。
今後グローバルプレーヤーとしての地位を確立する技術的な礎になります
とある通り、国内での成長に加えて今後は海外でのより大規模な展開を目標にしているようです。
ソーラーフロンティアはサウジアラビアやメキシコなどでのプロジェクトにも採用されています。
MENA(中東/北アフリカ)地域といった新興市場が注目されてきている今、ソーラーフロンティアのCIS太陽電池の熱に強い特性を生かして、熱帯地方を中心に幅広い地域での活躍を期待したいですね。
また、東北での工場建設ということで、地元の関連企業との協働や地域の雇用創出による東北経済の活性化への寄与も、この事業の目的としてあります。
- 場所:宮城県黒川郡大衡村 第二仙台北部中核工業団地
- 生産規模:150MW/年
- 稼働開始予定:2015年3月
- 従業員:約100名
- 投資金額:約130億円