Samsungのエネルギー事業、オンタリオ州ロンドンでカナディアンソーラーと提携

サムスン物産(SAMSUNG C&T)のサムスンリニューアブルエナジーは、再生エネルギー事業に50億ドルを投資して、各地域におけるエネルギー事業でパートナー企業と提携、それぞれの土地にクリーンエネルギー事業の雇用を生み出すとともに、クリーンエネルギーの発電設備の建設を行い、世界全体で合計1369MWを再生可能エネルギーによって生み出す計画を進行しています。

これまでにカナダオンタリオ州において、ティルソンバーグでシーメンスと、ウィンザーでCS Windと、トロントでSMAと提携を結び、今回4社目の提携となるカナディアンソーラーとロンドンでの提携を行い、新たな製造拠点を開設。
サムスンとオンタリオ州政府との間で結ばれているグリーン・エネルギー投資協定(GEIA)に従って、ロンドンだけで200人、オンタリオ州全体では9000人の再生可能エネルギー関連の雇用を生み出すことになります。

今回ロンドンに開設されるカナディアンソーラーの工場では太陽電池モジュール(ソーラーパネル)と中電圧の発電装置が生産され、州内に3か所建設が予定されている各100MW、合計300MWの太陽光発電施設(ハルディマンド郡のGrand Renewable Energy Park、キングストンおよびロイヤリストのSol-Luce Kingston Solar PVプロジェクト)やGEIAによる未来のソーラープロジェクトを含む、サムスングループにおけるオンタリオ・ソーラー・プロジェクトに製品が供給されます。

またこの施設は、カナディアンソーラーの研究や製品開発の中心地としても使われる他、サムスンがエンジニアリングや調達・建設業務を行う際の拠点としての役割も果たします。

参考