1m以上の積雪になることもある新潟県北東部の阿賀野市の「新潟東部太陽光発電所」では、積雪でも雪に埋もれないように地上1.8mの高さに設置した太陽光発電設備「1号系列(1MW)」と「2号系列(1MW)」が運営されています。
2011年10月から運転しているこれらの施設で、この1年半の間に想定通りの発電量が得られたことをきっかけに、今回大幅に規模を増やした「3号系列」を増設し、15MWのメガソーラーにする事が発表されました。
「1号系列」(下写真左)は太陽光パネルの設置角度を夏には20度、冬には40度に変更できる可変式を採用。
「2号系列」(下写真右)はパネルを30度に固定しています。
よりコストの低い「2号系列」でも想定量の発電量が得られた事から、「3号系列」でもこの固定式を採用されます。
着工は4月8日、2015度中の稼働開始予定で、平成25年度の36円の売電価格が適用されますが、積雪対策が効果を発揮して想定通りの売電収入を得られれば、十分に採算がとれるとされています。