米メーカー、ハワイに蓄電システム提供でマイクログリッド構築

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独自の蓄電池を持つアメリカのエネルギー貯蔵システムメーカーAqunion Energy社はハワイに構築される予定のマイクログリッドに自社のシステムを供給することを1月7日に発表しました。

太陽光発電をベースとする容量1MWhの独立型のタイプで太陽光発電で得られた電力を蓄電し、構築される予定のハワイ島Bakken Haleのすべての消費電力を賄えるとされています。

太陽光発電の経験が豊富な米Renewable Energy Services社が設計と施工を行い、年間発電量350MWhを見込んでいます。
太陽光発電システムは出力176kW、蓄電池システムは容量1MWh、さらに非常用のプロパンガス発電機という構成です。
(ちなみに太陽光発電のキロワットあたりで見込まれている年間発電量は1988kWhで、日本の2倍弱というなんともうらやましい気候です。)

日中8時間の発電と充電、夜間16時間の放電サイクルに同社の蓄電池が向いていると言われています。

参考