静岡県の屋上型メガソーラーにQセルズパネル

カナダのソーラーパワーネットワーク社は、3月27日に屋上型メガソーラー(静岡県富士市西部浄化センター太陽光発電所)を竣工します。この発電所は、静岡県における最大級の屋上型発電所になり、同社における日本での竣工第1号になります。

同施設は、富士市が公募した「週末処理場屋根貸し太陽光発電事業」に採択されたもので、同社の日本法人が設計・開発し、国際ランド&ディベロップメント(東京都千代田区)が建設しました。発電事業者は、この2社の共同事業体になります。

パネルはドイツのハンファQセルズ製、パワーコンディショナーは同じくドイツのSMAソーラーテクノロジー製が採用されたということ。

年間発電量は、一般家庭約310世帯分の消費電力に相当する約1176MWhを見込み、発電した電力は、全量を東京電力に売電されます。さらに、同2社は、富士市東武浄化センターでも屋上型メガソーラー建設プロジェクトの進行中で、この2か所で一般家庭約600世帯分の消費電力に相当する合計約2.3MWを見込んでいます。

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SBエナジー北海道に2.4MWの「ソフトバンク紋別ソーラーパーク」完成

12月26日、再生可能エネルギー事業などを行っているソフトバンクグループのSBエナジーは大規模太陽光発電所と呼ばれるメガソーラー「ソフトバンク紋別ソーラーパーク」の運転営業を開始しました。

北海道では「ソフトバンク白老ソーラーパーク」に次いで2か所目であるこのメガソーラーは、北海道紋別市が所有している土地約4 万8000m2の土地に太陽光パネルを設置し、約2.4MW分のパネルの一年間で発電できる量は約256 万1244kWhの見込みとなっています。この発電量は一般家庭の年間消費電力、約712 世帯分となっています。

京セラはEPC(設計・調達・施工)を担当し、もちろんパネルは京セラ製。パワーコンディショナー(PCS)はドイツのSMAソーラーテクノロジー製を使用したとのこと。

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