オフグリッドのロックフェス、沖縄、中城城跡で

3月21日、世界遺産「中城城跡」の特設会場で、太陽光発電を利用したロックフェスが開催されます。同フェスは世界初のオフグリッドシステムを採用し、すべての会場に設置されたソーラーパネルから発電した電気を利用したクリーンなフェスを目指すとしています。

登場するアーティストは、MONGOL800、シャオロン・トゥ・ザ・スカイ、ギターウルフ等。フェスの実行委員長を務める「シャオロン・トゥ・ザ・スカイ」のギターボーカリスト・當山貴志さんは「慧通信工業が開発したパーソナルエナジーにより沖縄で取れたての太陽光でクリアなサウンドを提供する」と話しました。

10時開場12時開演、チケットはイープラス、ローソンチケット、楽天チケットで取り扱われています。

参考

太陽光充電のヘッドフォン「HELIOS」はワイヤレスがキモ!

キックスターターでEXODチームがクラウドファンディングを募っているのは太陽光発電駆動のワイヤレスヘッドフォン

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太陽光充電のヘッドフォンというアイデア自体は以前にもありましたが、今回のものはBluetooth 4.0搭載のワイヤレス稼働が可能というところで有用性も高まり、さらに見た目も以前ご紹介したものと比べ、洗練されていて街中でもしっくりきそうです。
前回ご紹介した製品は残念ながらファンディングに失敗していましたが、今回はどうでしょうか?
目標は50,000ポンド(約940万円)で、あと29日(12月3日時点)で約12%(約6,000ポンド)の達成率です。

ただ、こんなかっこいいホームページも作っていますし、
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プロジェクトは特許取得済みということで、実際ファンディングに成功しなくても、製品化はかなり現実的なようですね。支援をしたい方はこちらからどうぞ

ちなみに太陽光の電力でライブをするという「THE SOLAR BUDOKAN」を指揮する佐藤タイジさんは、系統電力よりも太陽光の電力で演奏する方が音がいいんだと言っています。

この製品にもそれが当てはまるのならば、ハイレゾ音源も対応にして音質も売りにする、ってのはどうだろうかと思いました。

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太陽電池と充電池のスペックは、1時間の充電で0.5時間の稼働が可能、満充電で15時間動くようです。

太陽光発電で音楽フェス、流行ってますね。山梨県のキャンプ場で「Natural High」

5月23日(金)の前夜祭にはじまり、5月25日(日)まで開催される野外音楽フェス「Natural High」。
山梨県の「道志の森キャンプ場」で行われるこのフェスでは、電力源のすべてを太陽光発電でまかなおうと試みているようです。

太陽光発電を使ったフェスで有名なのはSOLAR BUDOKANなどがあります。太陽光発電で作った電力で電子楽器を弾くと、音がいい!と言いますが、なんとも繊細な感覚を持つ日本人らしいフェスと言いましょうか。

「ソーラー武道館」は今年は岐阜県長良川で開催されるという事ですが、キャンプ場でワークショップなども充実した「Natural High」の方が、場所やイベント自体に魅力を感じる気がします。
とはいえライブの内容なども全然違うので、比べるものでもないかもしれません。気になる方はどちらも参加されてはいかがでしょうか?

Natural High公式ページ

太陽光充電できるヘッドフォン?

onbeat
太陽光発電を外面に貼りつけたヘッドフォンの開発を行っているという人の記事を見つけました。
音楽を聴きながら、また聴いていなくても、晴天時に太陽光で発電を行い、カップの中に埋め込まれる蓄電池に充電、そしてUSBポートで、アイフォンのような機器に給電できるというアイデア。
「電池の消耗を気にせずに音楽を聴きたい」という思いから始まったプロジェクトかどうかは分かりませんが、WIREDやハフィントンポストのような人気ニュースサイトに特集され、キックスターターでファンディングが行われていました。

約1か月で£200,000(約3,000万円)の資金調達を目標にしていましたが、218人の協力者からの£16,978(約254万円)を得るにとどまり、締切日を待たずにファンドはキャンセルされていました。

ターゲット層が薄かったのでしょうか。
音楽好きの人なら音のいいヘッドフォンがいいと思うでしょうし、エコ志向の人ならもっと発電能力の高いポータブルバッテリーならどれだけでもあるでしょうし。

とはいえソーラーパネル自体の性能やバリエーションが日々向上していく中、それらがどんなガジェットに利用されていくのか考えるのは面白いですね。

ソーラー武道館に無料で招待

楽天ソーラーの「現地調査で夏フェス無料招待券キャンペーン」で、応募後現地調査を完了した方100名に中津川THE SOLAR BUDOUKANの無料招待券が当たります!
ソーラー武道館はこのニュースでも何度かお伝えしましたが、佐藤タイジ主催の音楽フェスで、使用する電力をすべて太陽光発電で作られたクリーンな電力で行うというコンセプトのもの。

なんと、太陽光発電で作られた電気は、普通の系統から引く電力と比べてノイズが入らないために質が良く、電子楽器の音までも良質にするということで、この”違い”はいかほどなのかかなり気になります。
楽天ソーラー公式サイトへ
楽天ソーラーの特集ページ

音楽を太陽光で

THE SOLAR BUDOKANは、”太陽光の力だけでライブをしたい”という佐藤タイジ(THEATRE BROOK)の思いから始まったイベント。

昨年12月には日本武道館で行われましたが、今年は9月21日、22日、岐阜の中津川公園内特設ステージで行われるそうです。
出演ラインナップも公開、チケットも先行販売が開始しています。

12月のTHE SOLAR BUDOKANのポストでも触れましたが、太陽光発電で発電された電気を使って電子楽器を鳴らすといい音が鳴るそうです。

green drinks BOSOが行ったミニ太陽光発電システム組み立てワークショップでは、ミニ太陽光発電の制作体験に加えて、ソーラークッカーでのバーベキューが体験でき、さらに「太陽光サウンドシステム音質比較大会!」では、太陽光発電で作られた電気でスピーカーを動かして音質の違いを聴き比べるという体験もしたのだそう。

記事によると、その音質は驚くほど違うのだそうです。

普通のコンセントの電気にはノイズが入っているけれど、ソーラーの電源にはノイズが含まれないから、なのだとか。
太陽光の電源で音楽を流すことを、「湧き水で珈琲を淹れるようなもの」と例えるのがなるほど、と思いました。

より快適な移動生活を実現


できてしまいます!この、太陽光パネル付きキャンピングカー!

このニュースを見て思わず、ファンク界のレジェンダリーSly & The Family Stoneのスライがキャンピングカーで移動生活を送っているニュースを思い出してしまいました。

強がりなのか、本気なのか、”I must keep moving”と語る彼のような生き方を選ぶ人にとっても、太陽光の電気がいつでも使えれば、もう少し快適な生活が送れるようになりますね。
529万5500円から、だそうです。

参考

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↑ ↑各メーカーのパネルの発電量が気になる方は上記サイトが一番お勧め!実際に設置しているご家庭のナマの発電状況が閲覧できます

注目ミュージシャンのパロディ映像で話題(?)の米太陽光企業


米太陽光企業で日本にも支社を持つ「SolarEdge」は、「出力最大化(最大で25%電力増加)」などを可能にするモニタリング技術などを提供していますが、毎年クリスマスシーズンには太陽光発電のメリットをより多くの人に伝えようと、人気曲のパロディを発表しているのだとか。
今年選ばれたのは、賛否両論あれど、注目度はかなり高かったガンナムスタイル!

英語ですが字幕もあります。
まぁ、話題性はありますよね。

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太陽光の電気で演奏すると音がいいって、本当?!

エコライブ・音楽を太陽電池でという話題を以前お届けしましたが、12月20日にライブを見事太陽電池の力でやり切ったそうですよ!

私は日本の音楽業界には疎いので、ライブレポートに興味がある方はこちらのページに詳しく書かれています。

電力供給には一部ソーラーフロンティアのパネルが使われたと言うことです。

主催者の佐藤タイジ曰く「ソーラー蓄電池を使うと圧倒的に音がいいんだよ」だそうです。

んなバカな!と思いますよね。私も思います。

「普段使ってる電気って、遠くの発電所から運ばれてくるわけだから、絶対ノイズが乗るんだよね。それは当然のことで。でも、電池から直接取ればノイズが全くない。綺麗な電源で使えばアンプもスピーカーも効率が断然いい。びっくりしたよ、音の違いに。」(インタビューより抜粋)

という理屈みたいです。「コンセントよりバッテリーの方が質の良い電気」という事でしょうか。という事は太陽光はあまり関係ないような気もしますが、もちろんバッテリーに溜めた電気が石油や原子力でなくて太陽光由来であるというのは、気分的にいい音に聴こえるという事もあるのかもしれません。

余談ですが、電子楽器に発電装置が備わったら、より効率的できれいな音が出るという事ですかね~?
野外用のオーディオで太陽光パネルと蓄電池なんかがついてたら、需要がありそうだな~、なんて思いました。

ソーラーフロンティアの詳細・パネル最安値情報など
参考

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エコライブ・音楽を太陽電池で

太陽光で音楽ライブを

福島原発の事故後、ミュージシャンなどがデモで原発反対を訴える場面などをよく見かけるようになりました。アンプや照明などで大量の電力を使う音楽ライブですが、その電源を太陽光でまかなえないかと考えたのが、コンサートの舞台演出で世界的にも認められているネクストワンクリエイトです。

NANO-MUGEN FES.2012

「太陽光でライブをやったらどうか」という考えをコンサート演出のネクストワンクリエイトの社長、市川訓由が考えたのは2009年。しかし技術的な問題から、一度は断念したというこの計画でしたが、2011年3月11日の震災後の原発事故の後、再度この計画が持ち上がり、2012年2月、震災後延期になったアジアンカンフージェネレーションのツアーでは実験的に取り入れられました。

今年7月に行われた「NANO-MUGEN FES.2012」ではより本格的なシステムの利用が計画されました。その方法は、会場にパネルを設置することは難しかったため、会場に近い空き地にパネルを並べ、バッテリーに蓄電したものを運ぶという方法がとられました。11tトラックにいっぱいのバッテリーで、10時間のフェスで必要な電力の約2割を太陽光で作った電力でまかなわれました。

アワード受賞

アメリカ最大のエンターテインメント空間演出のための製品、技術、ソフトを展示するコンベンション「Lighting Dimensions International 2011」で、このエコライブシステムはプロダクト部門での賞を取りました。日本人として、原発事故後に考えたことを世界にアピールする目的であったと言い、受賞は思いがけてもいなかったという事ですが、世界の後押しにモチベーションも高まったとのことです。コストの面で改善すべき問題はまだ多いようですが、今このタイミングで、コストを多少犠牲にしても率先して取り入れることが、業界全体の意識の底上げにも重要であると考えています。

THE SOLAR BUDOKAN

2012年12月20日に日本武道館で行われるイベント「THE SOLAR BUDOKAN」は、太陽光から生まれた電気でライブをするというギタリストの佐藤タイジの構想を実現させるイベントになります。電源供給の具体的な方法については公開されていませんが、太陽光電源だけで、武道館のような大きな会場の電源をまかなえるという前例が与える影響は大きくなると予想できます。