三菱電機の新しいパワーコンディショナ「PV-PS55J」は”10kW以上の住宅用”に注目

三菱電機が今月30日、パワーコンディショナー新製品「PV-PS55J」を発売開始すると発表しました。
このモデルは屋外用、出力5.5kWのタイプ。住宅用の屋外用では最大容量です。

住宅用で10kW以上のシステムに適した出力であるといいます。

売電期間が20年と2倍になるため、住宅用であっても10kW以上のシステムを選択する場合も増えてきています。
しかも、屋根の上に載せることによる屋根への負担の増加や、初期費用の増加のリスクがあるため、10kWをほんのちょっと超えただけの10kW~11kWに設置件数が集中している(このポストの上から4枚目の画像を参照)ことも、三菱は目をつけていることと考えます。

1台何十万もするパワーコンディショナ―、1台多くなるだけで初期費用に大きく影響が出るため、考慮したい部分の1つです。

大阪府岬町に10MW三菱/現代製パネル・ユーラスエナジー

北海道白糠に30MWの太陽光発電施設の建設を行っていることで記憶に新しいユーラスエナジー。今度は大阪府泉南郡岬町に10MW規模の太陽光発電所を建設することを発表しました。

  • 場所:大阪府泉南郡岬町(多奈川地区多目的公園内)
  • 出力:10MW
  • パネルメーカー:三菱電機、韓国現代重工業(単結晶太陽電池)
  • 完工予定:2013年8月

ユーラスエナジーグループは、世界各国に風力発電を主とした再生可能エネルギーの発電施設を建設しており、その総発電量は2GW以上に上ります。(70万世帯の年間消費電力分以上)

ユーラスエナジー:プレスリリース