ららぽーとでパナソニック×三井不動産による教育型イベント『グリーンパワー教室』開催

パナソニック三井不動産による教育型イベント、『ららぽーとであかりを作ろう!グリーンパワー教室』の開催が発表されました。
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経済産業省資源エネルギー庁による官民連携の『GREEN POWER プロジェクト』の一環で行われるこのイベントでは、パナソニックが2009年から展開してきた「あかり」の講座を、三井不動産グループが運営管理する「三井ショッピングパーク ららぽーと」各施設で年間を通じて実施し、未来を担う子どもたちをはじめ多くの方々に、楽しみながら、あかりのしくみや再生可能エネルギーについて学び体験するという内容になっており、無料で開催されるこのイベントではパナソニックの太陽電池を使用したLEDライトの制作なども体験できます。

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パナソニックは自社の太陽電池を使った独立型の照明器具を無電化地域に寄付したりと、CSR活動も活発に行っています。
独自の高性能ハイブリッドHIT太陽電池の製品力に加えてこうした地道な活動は、ブランドの理念に共感できるメーカーから買い物がしたいと考える消費者にとっては魅力的に映るのではないでしょうか。

千葉県柏市で三井不動産の国内初・太陽光による電力融通スマートシティ

三井不動産が環境共生都市・健康長寿都市・新産業創造都市を目指して街づくりを進めている千葉県柏市「柏の葉スマートシティ」で、太陽光発電と蓄電池による施設間での電力融通が始まります。

現段階では太陽光発電を設置しても売電に回す事業がほとんどですが、三井不動産の柏市での試みでは、系統を通じた売電に頼らず自社施設内で消費され、しかも地域内の2つの施設で電力融通をする事で、地域単位でのピークカットに貢献できるといいます。

具体的には平日オフィスでの電力需要が高まる「ゲートスクエア」(オフィス・ホテルなど)から「ららぽーと柏の葉」(商業施設)に電気を供給、休日はその反対に電力融通を行い、地域レベルで約26%の電力ピークカットを行うということ。

このピークカットによりCO2削減だけでなく、両施設合計で電力料金削減など年間約1,000万円の経済的なメリットを見込んでいるそう。

「ららぽーと柏の葉」には、太陽光発電が約500kWと大規模蓄電池約11,850 kWh(出力約1,800kW、2014年6月下旬設置予定)を設置。
「ゲートスクエア」は現在開発中で、太陽光発電約220kWと蓄電池約3,800kWh(出力:約500kW)を設置。
さらに非常時に稼働させるガス発電機(発電出力:約2,000kW、設置済み)を設置する計画。

各施設や分散電源をICTネットワークでつなぐAEMS(Area Energy Management System)の構築で各施設の発電量や蓄電量、電力使用量、地域の気象情報や災害情報などのデータを収集・分析して今後の電力需要や発電・蓄電量を予測し、地域における最適な電力供給計画を策定します。

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今回、柏の葉におけるグリッドシステムがもたらした経済的なメリットは、主にピークカットによって契約電力を減らせることなどが貢献した結果で、昨今のメガソーラーとは区別されるもの。つまり、売電に頼らずとも太陽光発電による経済的なメリットを享受できる、先例的な事業と言えます。

スマートで災害に強い、エコな街づくりを実現した結果としての今回のような経済メリットは、企業にとっても、社会にとっても喜ばしいですね。

三井不動産の「ららぽーとTOKYO-BAY」、”環境対応をよりスマートに”

三井不動産の「三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAY」が、よりスマートな環境対策を施して11月22日にグランドオープンします。

グループビジョンとして「&EARTH(アンドアース)~人と地球がともに豊かになる社会を目指して~」という理念を掲げ、1981年の開業当初から環境対策を積極的に行っていた「三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAY」。
すでに採用されているものには、中水(雨水や排水のリサイクルシステム)、省エネ型照明器具などが挙げられます。

今回それらに加わった環境対策が、かなりすごい!
ただ施設に環境対策をするだけでなく、「体験型の設備」を設置することで利用客の環境意識を高められるなど、さすがによく考えられているなぁという印象を受けます。

環境設備
・400kWの太陽光発電パネル
・太陽光と風力で点灯する街灯の設置
・エコ照明「ソーラーマスター」(レンズによって太陽光を館内に送り込む採光システム
・電気自動車の充電器6台分
・歩行によって発電できる遊具「発電床」の設置

発電床、楽しそうですね~是非体験しに訪れてみたいものです。

参考