パルシステム神奈川ゆめコープ、太陽光発電124.8kWを自給自足

パルシステム神奈川ゆめコープは、同生協の関連施設屋根に自家消費用の太陽光発電を設置すると発表。

藤沢センターに72.8kW、麻生センターに52kWで、藤沢センターでは約22%、麻生センターでは約17%分の消費電力を同発電設備でまかなうことになるといいます。

ゆめコープではパルシステム東京子会社である新電力「うなかみの大地」から再エネ比率の高い電力の購入をすすめていたりと、エココンシャスな活動に活発ですね。

自家消費設備としての規模はIKEAのものには劣りますが、少なくない規模です。

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京セラ、ドイツで自給自足家庭向けに蓄電池セットで販売開始

京セラは5月からドイツで蓄電池の販売を始めます。買取価格の低下により、太陽光発電した電力を自宅で使う方向へと変わるドイツの需要を見込んでの展開です。
蓄電池の充電容量は4.8kW時と7.2kW時の2種類で、太陽光発電パネル及びエネルギー管理システムとセットで販売します。
シャープも既に英国で蓄電池の販売を開始しています。

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東京工業大学、太陽光発電を自給自足でよりエコなキャンパスに

太陽光発電について現在の課題として、各地での電力会社の買取った電力の受け入れの増加に伴って、電力系統の負担増加による大規模停電の発生が心配されています。

解決策のひとつとして「太陽光エネルギーの地産地消」が挙げられます。東京都目黒区の東京工業大学大岡山キャンパスの「環境エネルギーイノベーション棟」では、ビルの壁面に太陽光パネルを取り付けて、エネルギーをビル内で自給自足しています。さらに余った電力は他の建物に融通しています。このように「売電」ではなく「地産地消」によって電力系統への負担を減らしているのです。

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リチウムイオンより有力?次世代型蓄電池「マグネシウム空気電池」の実証実験

太陽光発電システムとの併用でスマートグリッド社会の実現一翼を担うことが期待される蓄電池システム。

普及が最も進んでいるといえるのが鉛蓄電池ですが、これと比べて小型で使用回数の多いリチウムイオン二次電池(蓄電池)に対し、現在は補助金制度などで政府も普及を後押ししているような状況があります。

そんな中宮崎県日向市の「電力自給自足できるモデルハウス」に搭載されたのが、マグネシウムを使った電池。

なんでも

エネルギー密度が高く、小型化にも向くうえ、現在主流のリチウムイオン電池より安価。しかも自己放電の心配もない

のだとか。

マグネシウムのようにほぼ無尽蔵な資源を使用した二次電池は一般普及が期待されるため、この実証実験には多くの企業が参加。
データ集積後、研究開発への応用が期待されています。

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