パナソニックのHITダブル、効率が上がって登場!出力保証も2倍に!

パナソニックの高効率ソーラーパネル、HIT太陽電池を使い、裏表の両面で発電できる製品「HITダブル」が、効率が上がって登場です。

「新・HITダブル」は225Wで効率16%と、今までの商品と比べて出力15W、効率1.1%向上。
産業用、公共用を中心として、10月1日に受注が開始されるそうです。

また、パナソニックのHIT太陽電池は6月に受注開始している最新モデル「HIT240α/245α」「HITハーフタイプ120α」から、出力保証が従来の2倍に延長され20年間ついています。この両面発電型のHITダブルにも20年の出力保証が付くということ。

パナソニックの太陽光発電についてのページ

ついに!産業用太陽光発電の着工遅れにメス入れ!

太陽光発電システムの価格が毎月のように変わることは、当サイトのメーカー別価格比較表をご覧の方は既にご存じかもしれません。実際価格下落は激しく、毎月安くなると言っても過言ではありません。

日本の固定価格買取制度は、申請後に着工が予定通り進まないことに対するペナルティがありません。
なので、今年8月に稼働開始したメガソーラーなどでも昨年度の買取価格が適用されている、という、ちょっと”ズルい”事もまかり通っている状況があります。

海外では、例えば太陽光発電先進国のドイツなどでも、稼働開始の時点での買取価格の適用がなされるため、売電価格が下がる日に間に合わせるために「145MWを5週間で完成させたドイツのソーラーパーク」のようなニュースもありました。日本のメガソーラーが何カ月も、時に何年もかけて計画が進むことを考えると、驚異のスピードともいえますが、逆に日本の制度の悠長さが浮き彫りになっているとも取れます。

この状況を打開するため、経済産業省資源エネルギー庁は20日、重い腰をやっと上げて調査に踏み切る発表を出しました。メガソーラー事業者の方、1MW以上はすべて対象です!1MWに達しない場合でも、油断できないですよ!

「調査結果次第で認定取り消しの可能性は否定しない」

と、また中途半端な答えですが、メガソーラーなどは電力会社側の系統の問題などで遅れが生じる場合もあるので、あくまで「調査結果については慎重に公表したい」とのこと。

ドイツのソーラーパネル泥棒が急増、今年すでに14件

太陽光成熟国ドイツ東部のブランデンブルク州では、産業用太陽光発電施設からソーラーパネルを盗まれる事件が今年多発しているのだそう。
例年、年間16件程度なのに対し今年は半年で既に14件。

130枚分のパネルが持ち去られた事件もありました。この施設では盗難予防のねじを使用していたにもかかわらず盗まれたため、現在は警備員が巡回しているのだそう。
盗まれたパネルのスペックは公表されていませんが、仮に産業用の一枚250Wのパネルなら32kW分。ソーラーフロンティアのように低出力の165Wのようなパネルでも21.5kW分。

盗まれたパネルは、東欧地域で売りさばかれるんですって。