イオン、ベトナムの中学校10校に太陽光発電を贈呈

子供の頃、近所にイオンができた時に親に連れられて、イオンの駐車場の周りに木を植えに行った記憶があります。
そんな環境保護のCSR活動が活発なイオンの―最近の活動。ベトナムの中学校10校に、太陽光発電システムを贈呈したそうです。

公益財団法人イオン環境財団は、設立20周年記念事業として、2009年からこれまでに日本の中学校15校、マレーシアの中学校10校に太陽光発電システムを贈呈しています。
今回ベトナムの10校には、各10kWの設備が寄贈されます。10kWというと、日本の住宅で3軒分程度の電力をまかなえるくらいで、ベトナムではさらに日照量の多さからより多く電力が得られます。この設備により、学校の教育環境は大幅に向上されるのではないかと予想されます。

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ソニー損保、「そらべあプロジェクト」で広島県呉市の保育園に蓄電池を寄贈

「そらべあスマイルプロジェクト」は、再生可能エネルギーの普及活動や環境教育を行うNPO法人そらべあ基金が、一般の方や賛同企業からの寄付金をもとに全国の幼稚園・保育園へ太陽光発電設備を寄贈するというプロジェクト。

2008年からはじまり、すでに第28回目まで続いているプロジェクトで、毎回ソニー株式会社やグループ企業のソニー損害保険株式会社、ソニーマーケティング株式会社、ソニー生命保険株式会社といった会社が協賛に入って、これまでに合計40園以上に太陽光発電システム「そらべあ発電所」を寄贈してきました。

その27回目の協賛をしたソニー損保が、当選した広島県呉市の「銀の鈴保育園」に、3kWの太陽光発電設備(アブリテック製)と、ソニー製のホームエネルギーサーバー(蓄電池)の寄贈が行われたと発表しました。
ソニー損保が協賛した「そらべあスマイルプロジェクト」での「そらべあ発電所」は13基目ということ。

今回「銀の鈴保育園」が当選した理由として、園児に屋上菜園での苗植えや収穫を体験させてフードマイレージの概念を伝えるといった環境教育に取組んでいることなどが挙げられています。

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東芝、福島空港メガソーラー事業に500kWの太陽光発電を寄贈

福島空港敷地内の土地を利用した合計1.2MWのメガソーラー事業に、東芝がOEM販売をしているサンパワー社製のソーラーパネル500kW(250kWを2000枚)と、500kWパワーコンディショナー1台を寄贈すると発表しました。

特定非営利活動法人の福島県再生可能エネルギー推進センター長の東之弘が代表取締役社長をつとめる、福島発電株式会社が事業主となり、再生可能エネルギーを利用した次世代エネルギーパークの中核施設とし、復興のシンボルとしていきたいということ。

500kWものパネルを寄贈とはかなり大きな容量です。
しかもパネルは世界最高効率のサンパワー社製。
世界最高効率をOEMでリーズナブルに提供する東芝の太陽光発電は、設置面積の限られた住宅用の太陽光発電や、より多くの容量を載せて売電収入を得たい産業用の太陽光発電にも魅力的です。

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大和ハウスグループ、和歌山市最大(20MW)のメガソーラーを建設

大和ハウスグループの3社、大和ハウス工業株式会社と大和リース株式会社、そして株式会社ダイワサービスが共同で、和歌山県に県内最大のメガソーラーを建設すると発表しました。

和歌山県和歌山市の、関西国際空港の土砂採取事業跡地約35.8ha(358,000㎡)を市から借り受け、そのうち約25haに約8万枚・20MW分のソーラーパネルを設置するということ。
名称は「DREAM Solar(ドリームソーラー)和歌山市加太」。DREAMは、「Daiwa House Group」「Renewable」「Energy」「Asset」「Management」の頭文字から取られています。

来年6月の着工、平成28年3月に完了し、4月には稼働開始予定。

全量を関西電力に売電されたのち、その金額の3%を市に還元、和歌山市ではその収益を、市内の公園・緑地整備やLED街路灯の設置などの環境事業に活用する予定だそうです。

また発電所内には見学スペースが設けられ、小中学生に向けた環境授業等に役立てられます。
さらに、可搬式のリチウムイオン蓄電システムに太陽光パネルを連携させた電源装置(ソーラーストレージ)をしない施設に10台寄贈し、非常時の独立電源として利用してもらうということ。

ハンファソーラー、中国の小学校に太陽光発電を寄贈

中国中部の湖北省のYuyangguan小学校に、ハンファソーラーが30kWの屋根設置型太陽光発電を寄贈したと発表しました。
ハンファグループが中国のYouth Development Foundation(青年開発基金)とCCCME(電子機器貿易議会/China Chamber of Commerce for Import and Export of Machinery and Electronic Products)とともに行っている「ハッピーサンシャイン」キャンペーン。
ハンファソーラーが太陽光発電設備の設置を担当し、湖北省のYuyangguan小学校のものは今年の11月に完成する予定です。
このほかにも今後10年の間に500か所にこういった設備の提供を行い、中国の貧困地域の子供に教育の機会を提供しようという計画です。

中国は世界をリードする太陽光発電メーカーを持つ国であると同時に、大きな市場でもあるので、国内で作ったものを国内で消費できるというのが強いですね。
そして中国政府が、こうした公共事業にハンファソーラーを採用している、ということも、見逃せないポイントです。

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京セラ、タンザニアとウガンダの学校に太陽光発電システムを寄贈

京セラは、タンザニア・キリマンジャロ州とウガンダ・ブシェニ県の学校、合計7校に太陽光発電システムを寄贈することを発表しました。
2009年から続けているこの活動、昨年までに28校に太陽光発電システムや蓄電池、照明 、テレビ、ラジオなどの機器を提供してきました。
これは日本政府によって行われている、アフリカへの支援プログラムの一環で、5年間かけて3兆2,000億円の予算がつぎ込まれます。

また京セラは、政府のアフリカ支援活動以前にも、パキスタン、中国、ネパールなど世界各地に太陽光発電を贈る活動を1980年代から行っているということ。

京セラの太陽光発電について・価格相場など

参考記事

パナソニックが無電化地域に、太陽電池で光るランタンを10万台寄贈

panasonic

パナソニックは世界に約13億人いると言われる無電化地域に暮らす人々の暮らしに役立てようと、太陽電池で光るランタンを開発、創業100年を迎える2018年までの7年間で、それらの地域にランタンを合計10万台を寄贈することを発表しました。

この太陽電池ランタンは昼間充電した電気で夜は電灯として使えるだけでなく、通信手段として普及が進む携帯電話の充電手段を提供するもの。
このプロジェクト初年度の2012年は、主要な無電化地域であるサブサハラ・アフリカ/南アジア/東南アジアで活動するNGO・国際機関を通してインド5千台・ミャンマー3千台・サブサハラ2千台の計1万台の寄贈が行われたと言います。

素敵なプロジェクトですね!
何なら、「パナソニックの太陽光パネルを購入した住宅を対象に、1kWあたりランタン1台を無電化地域に寄贈」なんていうのも、いいんじゃないかな?って思いました。

太陽電池の力で、世界中にクリーンな灯りを届けるパナソニックの太陽光パネルの相場最安値の確認はこちらから。毎月価格は更新されます。

ハイチの再生可能エネルギープロジェクト完了・パネルはトリナソーラー

ハイチのBoucan Carré地域で進めてきたThe Sun Lights the Wayプロジェクトが完了したと、開発者のNRGエナジーが発表しました。
このプロジェクトでは地域内の20の教育施設、養魚場とドリップ灌漑施設に太陽光発電を設置が導入されました。

今回のプロジェクトの為に様々な機関から資金が集められました。
NGOのSolar Electric Light FundがNRGエナジーをサポートし、クリントン元大統領のグローバルイニシアチブ、Clinton Bushハイチ基金からの資金援助も得られたほか、トリナソーラーは、学校に設置されたソーラーパネルのすべてを寄贈しています。

このソーラーパネルによって教室の照明、通信システム、パソコンや他の学校設備などへの電力供給が可能になり、6,000人の生徒たちが恩恵を受けるということです。

灌漑設備への太陽光発電の設置により作物の収穫量を増やし、養魚場では6つの水槽の通気装置に電力を供給できるようになります。

参照

サンテック:コンゴの病院に300kWのパネル寄付

サンテックは、クリントン・グローバル・イニシアティブ(元米大統領クリントンによって創立された国際的なイニシアティブ。略称CGI)での活動として、コンゴのBukavuにあるPanzi病院に、300kWのソーラーパネルを寄付することになりました。
現在高価なディーゼル燃料と薪での電力供給を行っているこの施設ですが、安定した電力供給につなげることを目的とした寄付活動でした。

サンテックの創始者であるDr. Zhengrong Shiの言葉です。

「私たちのミッションは、特に発展途上国に太陽光発電の安定した電力を提供することです。CGIでの活動により、基礎的なエネルギー源が乏しい世界の地域で、電力不足を解決できることを望んでいます。」

サンテックはこれまでも、世界の電力貧困国への寄付活動を行ってきました。
タンザニアのSega女子校、レバノンの19の遠隔地域の学校、ハイチの病院にも太陽光パネルの寄付をしています。

それに加えサンテックは、2010年の7月にLow Carbon Concept Museumを設立し、エネルギーと人間の文明について世界中の学生に学ぶ機会を与える活動も行っています。
サンテックパワーの太陽光パネル・最安値情報