各国の太陽光発電累積設置量・最新情報

各国の導入状況が発表され次第、随時更新していきます。参考までに各国の総電力需要に占める太陽光発電の割合も併せて掲載しています。なお、地域によって太陽光発電の設備利用率は異なりますが、平均的な設備利用率が把握できる国については表中の数字を使ってご案内しています。それ以外の国については日本の設備利用率13%(1kWあたりの年間発電量1140kWh)で計算してご案内しています。

国名 累積設置量 国の電力需要(MW) 設備利用率 太陽光割合 データ更新月 URL
中国 43,530 MW 5,463,800,000 16% 1.1% 2015年12月 参考
ドイツ 39,700 MW 582,500,000 11% 6.6% 2015年末 参考
日本 34,347 MW 859,700,000 13% 4.6% 2015年12月 参考
アメリカ 25,910 MW 4,686,400,000 17% 0.8% 2015年12月 参考
イタリア 18,920 MW 307,200,000 8.0% 2015年12月 参考
フランス 6,580 MW 462,900,000 14% 1.5% 2013年6月 参考
スペイン 5,440 MW 249,700,000 16% 3.2% 2015年12月 参考
オーストラリア 5,093 MW 2015年12月 参考
インド 5,048 MW 938,823,000 19% 0.9% 2015年12月 参考
イギリス 3,510 MW 323,300,000 10% 2.5% 2015年12月 参考
韓国 3,421 MW 2015年12月 参考
ベルギー 3,250 MW 84,780,000 4% 2015年12月 参考
ギリシャ 2,610 MW 59,530,000 7.4 % 2015年12月 参考
カナダ 2,500 MW 2015年12月 参考
チェコ 2,085 MW 59,260,000 3.5% 2015年12月 参考
オランダ 1,570 MW 112,500,000 1.2% 2015年12月 参考
タイ 1,444 MW 2015年12月 参考
台湾 1,176 MW 2015年12月 参考
南アフリカ 1,122 MW 2015年12月 参考
パキスタン 1,000 MW 2015年12月 参考
オーストリア 937 MW 65,670,000 12.7% 1.5% 2013年11月 参考
イスラエル 870 MW 2015年12月 参考
チリ 854 MW 2015年12月 参考
デンマーク 789 MW 32,070,000 10.8% 2.3% 2015年12月 参考
ポルトガル 454 MW 48,270,000 14.5% 1.2% 2015年12月 参考
アルジェリア 300 MW 2015年12月 参考
メキシコ 205 MW 2015年12月 参考
スロベニア 195.6 MW 14,700,000 1.5% 2012年11月 参考
フィリピン 156 MW 2015年12月 参考
サウジアラビア 100 MW 2015年12月 参考
ブラジル 69 MW 2015年12月 参考
アラブ首長国連邦 24 MW 2015年12月 参考
エジプト 16 MW 2015年12月 参考

イタリア、ドイツは全体から見た割合も高く、「太陽光先進国」と言われるだけあります。
チェコも、経済的に無理をしてでも導入促進をしているだけあって、割合的には日本を大きく上回っています。

台湾のメーカー合併でサンテックに次いで生産能力で世界2位に


台湾の太陽電池のメーカー「新日光能源科技」(国内第2位)と「旺能光電」(同5位)が、2013年6月を目途に合併することを明らかにしました。
2社を合計すると生産能力が2GWになり、中国のサンテックに次ぐ世界第2位の生産能力になる見通しです。

合併によって規模を拡大し、価格競争に勝ち残るためと考えられています。
合併には規模拡大による生産効率・単価の引き下げ以外にもメリットがあるという専門家もいます。つまり、合併によってその製造メーカーの「開発部門」を大きくできる余裕ができるほうが、技術的なイノベーションを起こしやすいという考え方。

これを機に大手の合併はより加速することになるのでしょうか。
サンテックパワーの太陽光パネル・最安値情報
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モテック、ライバルの台湾企業を買収の噂

日本にも伊藤組モテックとして北海道を拠点に展開している台湾の大手モジュールメーカーのモテックですが、台湾の経済ニュースによると同じく台湾のNeo Solar Power Corporationの買収の噂が持ち上がっているそうです。

ひとつ前に「太陽光発電合併の利点」という記事を紹介しましたが、実際に買収はどんどん進んでいくことになるのでしょうかね。

この買収が実現すれば、モテックの設備は3GWに達するという事。
現在年間1.5GWの設備容量を持つモテックはさらに今年中に1.6GWにまで設備量を増やす予定で、Neo Solarの方は1.3GWの設備容量を持っているとのこと。

しかし、世界中の設備容量はすでに需要を上回っていて、シャープソーラーフロンティアなどの日本企業も設備の縮小をしています。
ここで注目されているのはやはり設備容量よりも世界シェアなのでしょうか。
合併によってシェアは7%にまで引き上げることができ、アメリカのファーストソーラーと中国のJAソーラーに次いで3位に上昇するという事です。

メーカー側からはこの噂について「推論であってコメントは出さない」という姿勢を見せていますが、Neo Solarの10月の歳入を見てみると2,650万米ドルと、前月の9月よりは少し上回ってはいるものの、前年の同月と比べて34%減となっており、厳しい経済状況であることは明らかであるようです。

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