ホンダソルテックが太陽光発電事業から撤退!

CIGS太陽電池のメーカーホンダソルテックが、太陽光発電事業から撤退するというニュースです。

撤退の理由として、結晶型シリコン型のパネルの価格低下が著しく、競争力を保てなくなったから、ということ。

結晶シリコン型パネルを理由に挙げてはいるものの、同じく化合物系のCIS太陽電池メーカー「ソーラーフロンティア」については触れられていません。今のところソーラーフロンティアは、シリコン系に比べても価格の優位性を保ち、(11月1日現在の価格比較表セキスイハイムのスマートハウスへの搭載のニュースもあったりと、健闘しています。
化合物系製品でプレイヤーが脱落してしまうのはちょっと残念ですね。

撤退時期については、2014年の2月中旬に受注を終了し、2014年春に事業終了および会社解散と発表しています。
アフターサービスは関係会社のホンダ開発に受け継がれます。

ホンダソルテック新発売の140W・CIGS住宅用太陽電池モジュール


ソーラーフロンティアと同じくCIGS太陽電池を生産する「ホンダソルテック」。

甲子園球場の屋根に自社製パネルを取り付けた事で一時話題になったこともあります。

今回発売のパネルは140W、変換効率にして12.5%で、ソーラーフロンティアの主力製品より若干効率で上回っています。
ソーラーフロンティアは、実際に売り出されている製品と、製品ラインアップにある商品が違うので、ちょっとトリッキーですが。
価格的は76,650円で、パネルの希望小売価格としてはソーラーフロンティアよりも安め。
しかし、実施に売っている根と販売店はあまり見ません。
おそらく実際に買うとなると、希望小売価格をほぼ無視した価格になるのでしょう。

化合物系のパネルはまだまだ性能の伸び幅があると言われています。昨日シャープが研究に成功した、37.7%のセルも化合物系。このシャ-プの製品は主に宇宙開発など特殊な用途での使用を目的としたものだそうです

現在化合物系のパエルを選ぶとすると、選択肢はソーラーフロンティアくらいしかありません、やはり競争相手がいなければ気競争も面白くない??
ホンダソルテックにも頑張ってほしいですね。

参照

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