太陽光充電のヘッドフォン「HELIOS」はワイヤレスがキモ!

キックスターターでEXODチームがクラウドファンディングを募っているのは太陽光発電駆動のワイヤレスヘッドフォン

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太陽光充電のヘッドフォンというアイデア自体は以前にもありましたが、今回のものはBluetooth 4.0搭載のワイヤレス稼働が可能というところで有用性も高まり、さらに見た目も以前ご紹介したものと比べ、洗練されていて街中でもしっくりきそうです。
前回ご紹介した製品は残念ながらファンディングに失敗していましたが、今回はどうでしょうか?
目標は50,000ポンド(約940万円)で、あと29日(12月3日時点)で約12%(約6,000ポンド)の達成率です。

ただ、こんなかっこいいホームページも作っていますし、
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プロジェクトは特許取得済みということで、実際ファンディングに成功しなくても、製品化はかなり現実的なようですね。支援をしたい方はこちらからどうぞ

ちなみに太陽光の電力でライブをするという「THE SOLAR BUDOKAN」を指揮する佐藤タイジさんは、系統電力よりも太陽光の電力で演奏する方が音がいいんだと言っています。

この製品にもそれが当てはまるのならば、ハイレゾ音源も対応にして音質も売りにする、ってのはどうだろうかと思いました。

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太陽電池と充電池のスペックは、1時間の充電で0.5時間の稼働が可能、満充電で15時間動くようです。

太陽光充電できるヘッドフォン?

onbeat
太陽光発電を外面に貼りつけたヘッドフォンの開発を行っているという人の記事を見つけました。
音楽を聴きながら、また聴いていなくても、晴天時に太陽光で発電を行い、カップの中に埋め込まれる蓄電池に充電、そしてUSBポートで、アイフォンのような機器に給電できるというアイデア。
「電池の消耗を気にせずに音楽を聴きたい」という思いから始まったプロジェクトかどうかは分かりませんが、WIREDやハフィントンポストのような人気ニュースサイトに特集され、キックスターターでファンディングが行われていました。

約1か月で£200,000(約3,000万円)の資金調達を目標にしていましたが、218人の協力者からの£16,978(約254万円)を得るにとどまり、締切日を待たずにファンドはキャンセルされていました。

ターゲット層が薄かったのでしょうか。
音楽好きの人なら音のいいヘッドフォンがいいと思うでしょうし、エコ志向の人ならもっと発電能力の高いポータブルバッテリーならどれだけでもあるでしょうし。

とはいえソーラーパネル自体の性能やバリエーションが日々向上していく中、それらがどんなガジェットに利用されていくのか考えるのは面白いですね。