太陽光発電市場のリサーチ会社solarbuzzが、2013年第1四半期の市場分析を発表していたのでご紹介します。
それによると、
- 上位20メーカーが占める割合が増加(昨年同期58%から70%に増加)
- 中国のPVモジュールメーカーが積極的に海外市場を狙って展開
- 世界全体の過去1年間のモジュール供給量では、中国のティア1メーカー上位10社で41%を占める
- 中国の競争力は地域によって差があり、米国・日本では国内メーカーが強く、欧州・新興国・オーストラリア・中国では中国メーカーが優勢
- パネル価格の水準は地域差があり、今期のティア1メーカー上位20社の平均販売価格は$0.76/Wで安定化。その理由として、市場価格が高い日本での需要増大が、全体の平均価格の下落を抑えたことが考えられる
日本のパネル価格は、世界と比較してまだまだ高いんですね。
生産拠点を海外に移すなどの動きも顕著な日本の太陽光パネルメーカー。
価格下落の伸びしろはまだまだありそうです。
太陽光パネルの価格については、毎月更新の「太陽光パネル価格比較」をご確認ください。