エリーパワーがアメリカの太陽光接続マイクロインバーター用に蓄電システムを提供

2006年に創業され、大型リチウムイオン電池の開発と製造を行っているエリーパワー株式会社は、アメリカのEnphase Energy,Incと提携することを発表しました。

Enphase Energy,Incは、2006年にアメリカのカリフォルニア州に創立された、太陽光発電用マイクロインバーターで世界トップシェアーを誇っている会社で、アメリカ、カナダ、イギリス、オランダ、フランスなど世界各国に販売チャネルを持っています。

今回の提携により、エリーパワーは、約1.2kWhのバッテリーモジュールをEnphase Energy向けに開発と製造を行い、提供することになります。よって、Enphase Energyは、2015年から太陽光パネル・双方向マイクロインバータ・バッテリモジュールをパッケージ化した分散型電力貯蔵システムを市場投入することが可能になります。

分散型電力貯蔵システムは、双方向マイクロインバーターと、バッテリーモジュールを一体化して、個別に交流変換を行うエリーパワー社とEnphase Energy社の技術を終結したシステムです。太陽光発電システムと連携することで、住宅内のエネルギーマネジメントの最適化が可能になります。創業以来、安全性に重点を置いて太陽光システムを開発してきたEnphase Energy社は、高性能で高品質のリチウムイオン電池を開発するエリーパワーの技術の導入により、Enphaseの分散型電力貯蔵システムの性能と信頼性を更なる向上が期待されると考えています。エリーパワーの会社の方針としても、今後も高性能・高品質のバッテリーモジュールを開発し、Enphase Energy社との協力により世界のエネルギー問題の解決を目指したいとしています。
参考