エクアドル、2015年までに新たな272MWを設置


エクアドルのエネルギー省は、2011年の5月に再生可能エネルギーに対する推奨政策を開始してから、合計17事業、272MW分の太陽光発電プロジェクトを承認したと発表しました。

内外併せて7億米ドルの投資額に上るこれらのプロジェクトは、すべて2015年までに完成されるということです。

Quito近郊に49.6 MWのプロジェクトを1億ドルかけて建設する、スペインのisofotonの事業が、現行のFiTプログラムで承認を受けた初事業になります。

他にも4月には、同じくスペインのモジュールメーカー・プロジェクト事業者のSolaria Energíaが、現地の会社と25MWのプロジェクトの開発を合意しています。

エクアドルのFiTプログラムでは、本土ではキロワットあたり0.4003米ドル(約35円)、ガラパゴス諸島で0.4403米ドル(約38円)を15年買い取るとされています。

現時点で完成を見ているプロジェクトは無く、2011年の設置量は0.5MWにとどまっていたようです。

参考

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isofotonエクアドルに50MWの太陽光プラントを開発

最近のニュースでは、最高効率のパネルの開発のニュースで話題に上ったisofoton
太陽光テクノロジーにおいて最先端にいるこの会社が、エクアドルの国営電力委員会(National Electricity Council of Ecuador・CONELEC)と50MWの太陽光プラントを建設することに合意しました。

このプラントはエクアドルの現行のFiT(固定価格買取制度)が適用される、最初で唯一の建設計画となります。

このプラントは年間84,093MWh(1kWあたり1,682kWh/年で、日本の平均年間発電量の約1.6倍。しかしエクアドル全体の平均年間日照時間は日本と変わらないため、この年間発電量の多さの理由は不明。大体年間日照時間とこの年間発電量は比例する。例えばドバイの年間発電量は約1.7倍で、年間日照時間1.77倍とほぼ呼応して多くなっている。)

上記の発電量で、約84,000世帯の電力消費に相当するそうです。一世帯の年間消費電力量が約1,000kWhで産出されています。日本では”一人当たりの“電力消費量が約1,500kWhくらい(これで大体電気代2,500円/月)。
エクアドルの世帯人数が何人になるのか調べられなかったのですが(お分かりの方は是非教えてくださいね!)日本人は向こうの平均的な家庭1軒分よりも1.5倍も多い電力をしようしながら生活しているのですね。

この建設のために1億米ドルが投資され、500人の雇用を創出したということです。
このプロジェクトでIsofotonはラテンアメリカの太陽光発電業界において一歩リードしたとされています。

エクアドルは有利な照射システムによって太陽光には適地とされ、近隣のコロンビアやペルーと同様太陽光発電で重要な位置を占めると考えられています。

参照元

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