サニックス、発電事業と電力小売り事業を拡大

株式会社サニックスは太陽光電力および電力小売事業の拡大を決議しました。
東京電力、中部電力、関西電力、中国電力、九州電力の管内において、発電電力10kW以上50kW未満の太陽光発電設備を対象に、発電された電力を固定価格買取制度で定められている価格に一定額を上乗せして買取をするサービスを開始します。
また、特定規模電力業者による電力小売が認められている高圧受電の需要家向けに電力の販売を行うことにより、電力小売事業を拡大します。適切な電力契約を行うことにより、電力コストの削減を促進します。
事業開始は平成27年10月1日を予定しています。

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オリックス×中電工の「OCソーラー」香川県に2.56MWメガソーラー

香川県三豊市高瀬町にある敷地面積3万5279平方メートルの民間遊休地に出力2.562MWのメガソーラー・OC三豊太陽光発電所の建設を開始、1万248枚の太陽光パネルを設置するとオリックス中電工が発表しました。オリックス70%・中電工30%の割合で出資する合弁のOCソーラーが担当する2件目のケースとなります。

2015年11月に発電開始予定で284万3600kWの年間発電量を見込んでおり、東芝製の太陽光パネル・東芝三菱電機産業システムのパワーコンディショナーを採用し、中電工が施工を担当します。

ハンファQセルズ、北海道釧路で2MWのメガソーラー

ハンファQセルズジャパン株式会社は、独立系発電事業(IPP)のプロジェクトとして、北海道釧路市愛国にて総出力量約2MWの自社大規模太陽光発電所「ハンファソーラーパワー釧路愛国発電所」の全エリアでの運転を開始しました。この発電所は、敷地面積が約6万4千m2、設置されているハンファQセルズ製太陽電池モジュールは7,860枚、年間発電電力量(予測)は約250万kWh/年です。

北海道釧路市は、寒冷地ですが積も少なく、日射量が多いためメガソーラーの稼動に適しています。ただし、本発電所は釧路湿原の南に位置しているため、地盤の性質上、架台の基礎工法に工夫が必要であり、地下4メートルまで杭の打設を行って安全性を確保しています。

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アップルが中国データセンター運用のために太陽光発電所に出資

中国・四川省で計画されている太陽光発電事業にアップルが出資します。米国の大手太陽光発電会社等が主体の大規模な計画で、この発電所が生み出す電力をアップルがデータセンター運営に活用します。

総事業費は周辺施設を含めて300億元の見通しで、完成は2015年10~12月が目標です。年間8000万kWhの電力を供給する計画で、6万1000戸の家庭向け電力量に相当します。設置容量については公表されていませんが、日本の平均発電量を基準にすると約73MWという規模だと予想されます。

アップルではデータ保存サービス「iCloud」のデータセンターを昨年から中国国内で運営し、「環境重視」を欧米の他中国でも前面に打ち出します。

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アンフィニが兵庫県の「琴池」に水上メガソーラー1.7MWを開所

兵庫県稲美町のため池「琴池」で4月18日、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の開所式がありました。池に浮かべるのに使用された太陽光パネルは6846枚。出力規模は約1.7MWで、一般家庭500世帯に相当する年間180万kW時の発電を見込んでいます。

事業を展開する「アンフィニ」(大阪市)によると、水上設置されるメガソーラーとしては国内最大の出力規模だと言われています。池を管理する「琴池土地改良区」には賃料が還元され、土地改良区運営費に宛てることが可能になりました。

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アンフィニジャパンソーラー

フィリピンにETソーラーら、70MWメガソーラー建設

2015年4月16日、大手スマートエネルギー・ソリューションプロバイダーとして知られるET Solarは、フィリピンの大手再生エネルギーディベロッパーのGATE SOLAR PHILIPPINES CORP.と共にフィリピンに70MWpの太陽光発電プラントを建設する提携合意文書に調印したことを発表しました。ET Solarは同プロジェクトにおいて共同開発パートナー、技術スポンサー、インベスターの役割を担います。

ET SolarのCEOであるデニス・シー氏は今回のプロジェクトについて「アジアの新たな大規模プロジェクト」とした上で、「計画からO&Mに至るまで、実用規模の太陽光プラントのあらゆる側面をこなす我々の能力を示している。最低限の均等化発電原価も、我々の総合力と国際体験で達成できる」と自信を見せています。

プロジェクトは今年の第4四半期に着工され、2016年3月には商業運転にこぎつける予定です。

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京セラなど、兵庫県多賀町で14.5MWメガソーラー

兵庫県多賀町安田郷メガソーラー発電合同会社は、2015年4月、同町で約14.5MW規模のメガソーラー発電所の建設に着手しました。

同社は京セラ株式会社(京都府)、東京センチュリーリース株式会社(東京)、三菱総合研究所(東京)、四国エンジニアリング株式会社(香川県)が共同出資している発電会社で、事業用地約62haに京セラ製の太陽発電モジュール約5,500枚に加え、自営送電線設備約3kmを設置する計画です。
一般家庭約4,850世帯分の年間電力消費量に相当する約16,059MWhを発電する見込みで、2016年11月の稼働を目指しています。

同社が事業運営を行い、東京センチュリーリースがファイナンスとそのアレンジメント、四国エンジニアリングが発電所の設計・施工、京セラが太陽電池モジュールと周辺機器の供給、株式会社京セラソーラーコーポレーションが維持管理を担当します。三菱総合研究所は事業全体の統括およびコンサルタント業務に加え、同社の運営業務を担当します。この事業により、同社では年間7,800tのCO2削減に貢献できるとしています。
事業用地は、地元において有効活用が望まれていた土地で、同社は発電所の計画にあたって、「今後地域の発展に貢献できる」と話しています。

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カナディアンソーラー、イギリスに40.2MWのメガソーラー

カナディアンソーラー(Canadian solar Inc.)は、英国で40.2MW規模になる太陽光発電所を感性させ、通電を開始しました。4件の発電所には、カナディアン・ソーラーの太陽電池モジュール「CS6P-250/255/260P」が使用されている事が特徴です。

更に2件の発電所が2015年に運転を開始する予定となっています。
計6箇所の発電所の年間発電量は50.183MWhになる予定で大きなエネルギーを発電する事が出来る設備として注目されています。これにより、年間で約38.140tのCO2排出削減効果を見込む事が出来ます。

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ユーラスエナジー、福島県に4MWのメガソーラー設置

ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)は、福島県双葉郡川内村でメガソーラー「ユーラス福島川内ソーラーパーク」の開発を進めています。村内の約9haの村有地に19000枚のソーラーパネルを設置し、近傍の変電所や自営送電線を接続して、かつて福島第一原発からの電力を首都圏に送電していた新福島変電所へ送電する計画で、被災地に建設したメガソーラーと東電が連携するのは初めてのことです。

EPC(設計・調達・施工)サービスは関電工が担当し、太陽光パネルは三菱電機製の単結晶シリコン型で1枚あたりの最大出力は265Wで合計出力は約5MW。パワーコンディショナー三菱電機産業システム製の500kW機を8台導入予定で出力は4MWの過積載設置を予定しています。
ユーラスエナジーホールディングスが福島県内で行う発電事業は今回で4件目で、今後も積極的に推進に取り組んでいくとしています。

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クリスタル・クリア・ソーラー(シャープ/芙蓉総合リース)、全国で3か所・計5MWのメガソーラーを開所

シャープと芙蓉総合リース株式会社が共同出資する合同会社クリスタル・クリア・ソーラーは「利根町シャープ第二太陽光発電所(茨城県)」「帝人三原第二太陽光発電所(広島県)」「シャープ大紀町太陽光発電所(三重県)」の商業運転を3月下旬に開始しました。いずれも当社が合同会社から建設を委託され発電事業まで行います。

それぞれの発電所における容量は「利根町シャープ第二太陽光発電所」が約1.0MW「帝人三原第二太陽光発電所」および「シャープ大紀町太陽光発電所」が約2.0MWで合計5MWになります。年間予想発電量は利根町シャープ第二太陽光発電所が115万kWh,帝人三原第二太陽光発電が222万kWh,シャープ大紀町太陽光発電所が212万kWhとなります。一般的な家庭の年間消費電力量に置き換えると順に約320,約617,約590世帯分に相当します。

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