20〜30年は持つと考えられている太陽光発電は「寿命」という概念よりも経年劣化による買い替えをいつにするか、という考え方が重要となってきます。
ただ、20〜30年とはいえ実際に普及が加速したのはここ数年。実際の設置環境下で30年の月日を経たシステムは研究用のものであったりとサンプルが少なく、メーカー比較などもしにくいのが実際のところです。
そんな中、認証機関のテュフラインランドは、7〜10年間の使用期間における劣化の状況を1ヶ月で試験できる「高加速温度サイクル試験サービス」を開始すると発表。日立製作所と共同開発したものだそうです。
ちなみに10年後の経年劣化は、一般的に普及している単結晶型で90%〜95%程度と考えられており、高耐性を売りにするメーカーにとってはこうしたサービスの利用で優位性をアピールできるチャンスとなります。三菱電機やソーラーワールド、Qセルズなどにぜひその実力を実証してみてほしいものですね!
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