京セラなど、兵庫県多賀町で14.5MWメガソーラー

兵庫県多賀町安田郷メガソーラー発電合同会社は、2015年4月、同町で約14.5MW規模のメガソーラー発電所の建設に着手しました。

同社は京セラ株式会社(京都府)、東京センチュリーリース株式会社(東京)、三菱総合研究所(東京)、四国エンジニアリング株式会社(香川県)が共同出資している発電会社で、事業用地約62haに京セラ製の太陽発電モジュール約5,500枚に加え、自営送電線設備約3kmを設置する計画です。
一般家庭約4,850世帯分の年間電力消費量に相当する約16,059MWhを発電する見込みで、2016年11月の稼働を目指しています。

同社が事業運営を行い、東京センチュリーリースがファイナンスとそのアレンジメント、四国エンジニアリングが発電所の設計・施工、京セラが太陽電池モジュールと周辺機器の供給、株式会社京セラソーラーコーポレーションが維持管理を担当します。三菱総合研究所は事業全体の統括およびコンサルタント業務に加え、同社の運営業務を担当します。この事業により、同社では年間7,800tのCO2削減に貢献できるとしています。
事業用地は、地元において有効活用が望まれていた土地で、同社は発電所の計画にあたって、「今後地域の発展に貢献できる」と話しています。

参考