QセルズやLS産電など、海外メーカーによる日本の太陽光市場戦略とは

国際的に原油価格が下落した事により、再びスポットを浴びている産業があります。それは一時停滞気味とされていた太陽光発電事業です。

日本や中国、アメリカでも、環境のために太陽光発電への切り替えが進んでおり太陽光発電市場は賑わいを取り戻しつつあります。

各企業は今後、市場が一般家庭やピルなどに分散して拡張するとの見通しを持っており、電力の買い取りを行っている日本を中心にそのような市場が大きくなると予想しています。

ハンファQセルズやLS産業、ハンソルテクスを含む韓国の太陽光発電企業54社が2月25日に東京で開催されたワールドスマートエネルギー展示会に太陽光モジュールとESSと呼ばれるエネルギー保存装置などの新製品を一挙に公開し、他国での太陽光発電市場の獲得へ向けて動き出しました。

ここでは各メーカーが打ち出している戦略をダイジェストでお届けします。

2014年は日本供給量744MW、一位を狙うハンファQセルズ

今年、日本での1GW、太陽光モジュールの販売専有率1位を目指しているのが太陽光電池やモジュールを製造しているハンファQセルズです。

昨年は日本で約744MW規模のモジュールの販売実績を作りました。方向性として、単純部品を中心に制御装置やESSなどをまとめた統合ソリューションを製造販売していくことが決定しました。そのため2月6日にハンファソーラーワンと合併して以来初めての参加となる先の展示会でも各家庭で太陽光で生産された電気を制御しリアルタイムで電力状況を確認できる新たなエネルギーシステムを発表しました。

LG電子効率19%超のプレミアム製品で対抗

一方ライバルでもあるLG電子は高価製品で勝負を仕掛けるという戦略に出ました。今回の展示会で披露したのは太陽電池セル60枚の製品で出力は320W、効率は19.5%とされます。
市中のライバル会社のどの製品も300Wを超えることはありませんでした。

LS産電水上太陽光発電製品で勝負

一方LS産電ですが水上用太陽光ソリューションを発表するなど日本市場の獲得のために各社様々な戦略を立てています。

この水上太陽光発電、日本でも実例が増えています。
ため池など、他に使い道のない場所を発電所に変えることができ、さらには水による冷却効果でパネル面の温度を下げて多くの出力を得られる水上発電は、LS産電によると30%ほど施工費が高くつくということ。一方でエネルギー効率が地上に比べて5~10%良い(多分これは、熱損失が5~10%抑えられることを意味すると思われます)としていて、すでに日本でも10件程度、供給を交渉している最中だといいます。

参考

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