米インフラ企業、ナイジェリアで合計1.2GWの太陽光発電所を開発

アメリカの再生可能エネルギー発電開発事業者である、New Generation Power(NGP)社は、Motir Seapire Advisors社と共同でナイジェリアに大規模太陽光発電所の建設を行う方針を明らかにしました。合計の出力規模は1200MW(1.2GW)。Motir Seaspire Advisors社はアメリカのインフラ開発関連の企業です。

現在ナイジェリアは、国民の約6割の人々に電力が供給できていないいわゆる無電化地域が大半を占める国であり、太陽光発電の有望な市場としても期待されています。今回開発する太陽光発電所は、約59万400MWhの発電量が見込まれていて、ナイジェリアの家庭の約100万世帯の消費電力が賄えるといわれています。

工事の予定としては、2015年までに着工して、その後2年以内に稼働を開始することになっています。投資額は、アメリカドルで約20億ドル以上にのぼると試算されています。今後の資金調達や計画の立案・建設についてはナイジェリア政府との協力しながら行われる予定です。

今回農村部を中心とした電化政策の先には、地域ごとのマイクログリッドミニグリッド構築を視野に入れているということ。

参考