ファストソーラー・ドバイに13MW供給

アラブ首長国連邦のMohammad Bin Rashid Al Maktoumソーラーパークにおける1GW級のプロジェクトの第一段階となります。

ファストソーラーは、ドバイのエネルギー・水道機関(DEWA)の任命により、13MWの自社製薄膜型太陽光パネルの供給とともに、施工建築業務の包括的な事業を引き受けたことを報告します。(プレスリリースより)

石油大国であるアラブ首長国連邦でさえ、太陽光発電に着手するとなると、新しいエネルギー体制への転換が、いよいよ本格的になってきたなぁと思います。

エネルギーを大量に消費する中東の大都市ドバイのエネルギー需要は今後さらに増え続けるとされ、その供給を多様化し、安定性を高めるための試みに、この太陽光発電事業が位置づけられているようです。

 

13MWで2200万kWh、年間500世帯分まかなえるとのこと。
(日本の1kW当たりの年間発電量は1000kWh程度。UAEではそれに比べ、約1700kWhもの発電量が見込めるのですね!)

1GWが完成すると、38500世帯分。ドバイの世帯人数は2009年の時点で約5.1人ということですので、約19.3万人の電力をまかなう感じでしょうか。
現在ドバイの人口が約230万人。家庭での電力消費の10%弱をまかなうことになります。

 

ファストソーラーは、ドバイにオフィスを設置したばかりで、この事業への参加が、サウジアラビアへのオフィス設立に向けての大きな進展になるという事です。

サウジアラビアやアラブ首長国連邦といえば、日本のソーラーフロンティア昭和シェルの子会社で中東には大きなコネクションがあるはず!
昨日投稿した「2015年上位9大手太陽光メーカー」には含まれなかったものの、CISの新技術を持って日本を先導してほしいですね。

参考記事