日立ブランドの太陽光発電が販売開始

日立アプライアンス株式会社は、2012年8月20日から日立ブランドによる住宅用太陽光発電システムの販売を開始すると発表。

家電メーカーとしてはスタートが遅れた日立。
パネルはソーラーフロンティアサンテックから提供を受け、パワーコンディショナーをはじめとする周辺機器を日立で開発。日立ブランドとしての太陽光発電システムの販売を開始することになりました。

日立の太陽光発電で使われるパネルは、ソーラーフロンティアの「SFL95-C」および「SF155-S」と、サンテックの「STP195S-24/Adb+」(スペックなどについてはそれぞれのページでご確認ください)

日立が開発した住宅用太陽光発電のパワーコンディショナは2種類で、「HSS-P40A」(4.0kW・294,000円)と「HSS-P55A」(5.5kW・409,500円)。
パネルを外部から調達する代わりにパワコンが独自性の高い製品であるのが、魅力につながると予想できます。リリースによると、

日立独自のインバータ技術により、太陽電池モジュールが発電した直流電力を交流電力に効率良く変換し、96%の高い変換効率を実現しています。また、日ざしの変化に対応し、適切なタイミングで電力ピーク点を探索して動作するHI-MPPT制御を採用しています

ということ。
他にも周辺機材としての架台と固定金具は、作業負荷や設置後の外観にも配慮しています。

参考