太陽光発電発電設備の容量は13GW超

経済産業省による「再生可能エネルギーの発電設備導入状況(平成26年度1月版)」が公開されたので、太陽光発電関連の内容をまとめてご案内します。

このデータは経済産業省の資源エネルギー庁が発表している、平成24年7月から、平成26年1月末までの期間、固定価格買取制度によって導入された再生可能エネルギーの設置状況をまとめたもの。

これによると、平成26年1月末までに、13GW分の太陽光発電が導入されたということです。


導入済み容量:内訳

導入済み容量:内訳

再生可能エネルギーは19カ月間で太陽光発電7.6GWが導入され、太陽光は97%

固定価格買取制度によって導入された再生可能エネルギーの容量は761.2万kW(約7.6GW)だったのに対し、太陽光発電は7.4GW超を占め、その率は97%とほぼ全体となっています。

さらに内訳を示すグラフをみると分かるように、ミドルソーラーは全体の半分を占めています。


認定済み未設置容量:内訳

認定済み未設置容量:内訳

さらに25.6GWが増える見込み、認定済み未設置の半数以上はメガソーラー

設備認定を受けているものの発電容量が約33.2GW、ここから設置済みを引くと、認定済み未導入が約25.6GWあるという計算に。
住宅用(10kW)は認定済みのものの90%弱が既に導入済みであるのに対し、ミドルソーラーは30%弱、メガソーラーは10%程度しか導入が終わっていません。


各設備の容量の全国平均と分布状況

各都道府県ごとのデータも公開されています。このデータから、全国の平均、およびバラつきの状況も読み取ることができます。

住宅用(10kW未満)

平均設備容量は4.6kW、バラつきはそこまで目立たず、都市部でも平均で4kW程度の容量が得られている。
沖縄県の一件あたりの設備容量は平均を大きく引き離しており、全国一位の5.7kW。

ミドルソーラー

ミドルソーラーの定義は10kW以上1MW未満。とはいえその容量は20kW~50kW程度のものがほとんどです。
(その理由については50kW未満の低圧連系がお得?で詳しくご案内しています。)
全国の平均は37kWですが、これは都道府県でバラつきがみられ、住宅用で平均容量全国一位の沖縄県がミドルソーラーでは平均容量が一番少なく17kW。その他東京都、京都府、神奈川県、愛知県、大阪府といった都市部で20~30kWと、ミドルソーラーにしては規模が小さめでした。

メガソーラー

メガソーラーの全国平均は、導入済みのもので約1.8MW。認定済みのすべての設備の平均容量が4.3MWなので、やはり比較的規模が大きいものほど稼働に漕ぎ着けるまでに時間を要していることが分かります。

北海道はメガソーラーが多く設置されているイメージが強く、実際、認定済みの容量で全国一位、全体の11%を占める1.8GWが北海道に集中しています。

次点に福島県(1.2GW)が付けています。福島県はメガソーラーの平均設備容量が全国1位の11.6MWと大きいのは、被災して住めなくなった土地に大規模なメガソーラ―を設置する例が多いのでしょうか。

メガソーラーの稼働率(ここでは設備利用率ではなく、認定済みのなかで実際導入が終わっている設備の割合)が、容量にして全国平均で10%程度ですが、傾向として設備利用率が高い都道府県(=より多くの発電量が見込める都道府県)のほうが、設備利用率が低い都道府県と比べて稼動済みのものが多く、可能性としては、設備利用率が低い地域では、少しでも事業の採算性が上がるよう、認定から設置までの期間を空けているとも考えられます。

【関連:都道府県別の発電量の比較

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