パナソニック、北米に太陽光発電などの新会社

パナソニックが、米ニュージャージー州において同社の住宅関連部門の北米子会社内で事業を手掛けていた部門を成長性が見込めるため別会社化、「パナソニック・エンタープライズ・ソリューションズ社」を立ち上げたと発表しました。

事業内容としては太陽光発電や業務用大型ディスプレーの設計・販売などを手掛けるということで、「システムの企画立案から設置、維持管理などを一括して顧客に提供し、製品の単品売りとの差異化を図る」のだそう。

太陽光発電の事業においては、アメリカの国内の投資会社と組んで特定目的会社(SPC)を設立し、ビルや店舗などの屋上で売電事業を行うことになるそうです。
その際、「パナソニック製のHIT太陽電池にこだわらないで外部調達も積極活用」するということ。

日本の太陽光発電市場でも、高性能で価格もプレミアムな選択肢としてパナソニックのHIT太陽電池がありますが、アメリカで売電事業を行おうというとやはり採算の取れる安価なパネルが人気なのでしょうか。

参考