京セラと言えば高性能、低価格の多結晶にこだわったパネルメーカーでした。
1975年に太陽電池の開発を開始、1982年、世界に先駆けて、多結晶シリコン太陽電池の量産化に成功してからというもの、1993年から約20年にわたって、日本の住宅に多結晶シリコンパネルによる太陽光発電システムを提供してきた歴史を持つ京セラ。
しかし、より高出力な製品を求める市場のニーズに応えるため、単結晶パネルの開発を進めていたのだそう。
「PV EXPO 2014~第7回太陽電池展」にも出展された京セラの単結晶パネルは、すでに展開中のエコノルーツシリーズのラインナップとして位置づけられ、「KJ210P-3MRCE(210W/15.5%)」「KJ140P-3MRCE(140W/15.2%)」の2型。
製品化されたパネルの効率は、セル変換効率にして現在19.0%のもの。
これを将来的には22.0%以上まで向上させる計画だということです。