コーナン商事のソーラーフロンティアパネル屋根上メガソーラーを”ちょっと深読み”

ソーラーフロンティア日本政策投資銀行の共同投資会社設立についてのニュースを以前おとどけしましたが、その共同投資会社「SFソーラーパワー株式会社」がコーナン商事株式会社の物流倉庫の屋根上を借り受け、メガソーラーを設置するというニュースが発表されました。

コーナン商事が所有する「貝塚流通センター(第1倉庫)」と「貝塚流通センター(第2倉庫)」の屋根にそれぞれ1.9MWと0.9MWのソーラーパネルを設置し、来年8月の稼働を目指しています。

このニュースで注目すべきところは、「倉庫の」「屋根に」「メガワット級の」「CIS太陽電池」を載せるというところ。

ソーラーフロンティアは、自社の生産拠点の工場屋根にもメガワット級の太陽光パネルを載せていますが、今回載せるのは倉庫屋根で、生産工場と比べても強度に劣ると予想できる設置環境。

倉庫の屋根などは十分な強度が無く、フジプレアムなどではそうした環境にも適応するよう軽量モジュールも開発しています。
ソーラーフロンティアも軽量パネルSolacis Neoを発表していますが、容量とソーラーパネルの枚数から計算すると、コーナン商事のメガソーラーでは通常モデルのCIS太陽電池160〜170W程度のものを使用すると予想されます。

CIS太陽電池は一般的なシリコン系太陽電池と比べても重量があるパネルですが、キロワット単価も低く、実発電量が多いため、売電収入で利益を上げやすい選択肢と言えます。しかもコーナン商事では屋根上に設置するということで、地上設置に比べても建設費が低く抑えられる可能性が高いです。
屋根に与える負担についての問題さえクリアできれば、かなり採算性が高いと考えられます。

ソーラーフロンティアはこのプロジェクトを期に、屋根上での大型プロジェクト受注の可能性を広げる事が予想されます。

参考

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