ドバイ、労働者に太陽電池駆動のファン付きキャップを支給するも…

1GWの設備を計画するアラブ首長国連邦は、豊富な日照量を利用して太陽光発電市場が伸びていくと予想されているMENA地域にも入ります。

その首長国の1つドバイでは、豪奢な建築物を建てるために40℃以上の暑い夏の気温に耐えながら作業を行う建築業の労働者や、街をきれいに保つ清掃員などに、暑さをしのぐための特別なキャップを配布した、というニュースがありました。

このキャップ、なんとソーラーパネルが付いていて、太陽光で回るファンが付いているのです!

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太陽から身を守るために太陽を利用する、というなんともスマートな政策、と思われた矢先、「日光から目に受ける刺激が軽減された」という声もなくはないのですが、多くがこのキャップを「とにかくデザインがダサい」と批判しているということです。
確かにこのモデルの男性の表情は喜んでいるようには見えませんね。

オレンジ色のユニフォームと合わせた色になっているそうです。
遠目で見ると別に悪くない気もしますが。

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ドバイでは、建設業や清掃業に就いている多くの人がインドやバングラデシュからの移民で、彼らの労働環境の向上を政府も模索しているのだそう。
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ファン付きキャップの他にも、こんな傘付き帽子が配布されたこともあるみたいなのですが、これと比べたらファン付きキャップはまだマシな気もします。

参考