サンテック破産!

新華社電によると、中国江蘇省無錫市の中級人民法院(地裁)は20日、太陽電池中国最大手の尚徳太陽能電力(サンテックパワー)の破産手続きを開始することを決定した。過剰供給に伴う市況の悪化や中国製太陽電池パネルに対する米国の反ダンピング(不当廉売)関税導入などを受け、同社の経営は急速に悪化していた。

 同社のキング最高経営責任者(CEO)は声明で、「再建計画は評価作業中だが、顧客には引き続き高品質の製品を供給する」と強調。今後は地元当局主導による再建が図られる見通し。

 同社は、施正栄前会長兼CEOが2001年に創業。06年には施氏が中国の富豪ランキング首位になるなど急成長した。しかし、市況の悪化に伴い、12年3月末の負債は35億7500万ドル(約3400億円)まで増加していた。(朝日新聞)

地元や国の支援もむなしく、破産は免れられなかったようですね。

しかし、サンテックが今までの優位性をずっと保つ事はできないというのは予想されていた事で、GTMリサーチの「2015年の上位9位メーカー」からも漏れ落ちています。

これによって市場の価格はどのように動くかも見どころです。
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