2012年の設置合計量は32GW・2013年は「価格低下は続くものの、設置量は3GWの増加のみ」


IHSのレポートによると、2012年は全体での導入数が前年の28GWから4GW増え、32GWだったそうです。

2013年はというと、今年の伸び率よりも少ない3GW増加の35GWの見込み。
しかし過去2年続いている平均小売価格の低下は今年も続き、設置量とマーケット価格を乗算した歳入で比較すると、昨年の770億ドルから750億ドルに全体の歳入が減るという事です。
太陽光業界の歳入は、2011年の940億ドルを境に減り続けていることになります。

しかし今年を乗り切れば、2014年から2016年までは2ケタの成長率を見ることも可能で、2016年には1150億ドルの歳入が予測されています。

image via PV tech

昨年多くのプレイヤーがゲームから離脱した太陽光業界、生き残り企業でシェアを分けなおすとしても、今年も厳しい年であることは変わりなさそうです。

しかし、需要が増え続けているという事と、市場のグローバル化はより健全でリスクの少ない太陽光市場に転向するための好条件だという事なので、今年を乗り切れば、という感じでしょうか。

参考

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