全国に200MWを建設するという計画を発表しているソフトバンクの子会社SBエナジー。
初めの意気込みとは裏腹に、メガソーラーラッシュで用地確保が難しいのか、久々の新施設の情報です。
今回の施設は徳島県に2か所、その一つの「ソフトバンク徳島小松島ソーラーパーク」は今月26日から、もう一つの「ソフトバンク徳島臨空ソーラーパーク」は2月中旬の稼働開始予定で、どちらも規模は2.8MW。
設置量に対して年間発電量が327万kWhという発表内容は、キロワットあたり1,168 kWhの発電量となり、日本の平均的な発電量(1,050 kWh)を大きく上回っています。日本の都道府県別発電量ランキングを見ても堂々全国3位の徳島県。十分妥当な発電予測かと思われます。
「設計・調達・建設・保守はシャープと四電工」という記事があったので、シャープ製パネルが使われていると考えられます。
SBエナジーのこれまでのメガソーラー事業は、鳥取県米子市の三井物産と共同出資のものを含めると51.7MWになります。200MW達成はいつになるでしょうか。来年の産業用の固定価格買取制度の価格は下がりそうなので、急ぎたい所でしょうね。