イタリアの電力需要における太陽光発電割合は3.1%。日本はというと…


イタリア国内の11月の太陽光発電施設の総出力は831GWhだったそうです。総電力需要における割合は3.1%。
昨月は1,364GWhの需要の5.1%をまかなったという事で、「電力需要における太陽光発電の割合」の表はあながち間違っていないようですね。
各国で日照時間も違ってくるため、一概にこの数字で比較する事は出来ないとはいえ、需要の何割を満たすか、という事に関してはまだまだイタリア、ドイツにかなわない日本の太陽光発電。
設置量ベースでイタリアの3分の1にまで増えてきましたが、需要ではイタリアと比べて9分の1程度。

 

面積にしてイタリアとそこまで変わらない日本ですが、今年7月の固定価格買取制度が始まるまで、主に住宅用の太陽光発電施設がメインでした。
固定価格買取制度が始まり産業用の大規模ソーラーが国全体の容量を大きく引き上げることも予想されますが、アメリカや中国、インドのように何100MW単位のメガソーラーをボンボンと立てるわけにはいきませんよね。
その点、住宅用に対してもまだまだ寛容な補助金売電制度や、原発問題による停電、災害対策など、一般家庭レベルでの意識やメリットの高さが、他国とは一味違った市場であるようです。

 

参考
にほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ
↑ ↑各メーカーのパネルの発電量が気になる方は上記サイトが一番お勧め!実際に設置しているご家庭のナマの発電状況が閲覧できます