三菱電機の浴室暖房換気乾燥機
種類と価格、選び方

既築の住宅、マンションの浴室に適した暖房換気乾燥機は、既に設置の換気扇にプラスして利用できるよう暖房乾燥機能のみ（換気機能なし）の機種であったり、後付けがしやすい壁付けタイプで、暖房機能を充実させている機種などもあります。以下ではスペックと特長、価格を一覧表にしてご案内しています。

既存の換気扇に加えて暖房機能や乾燥機能を追加できる天井埋め込み型の機種は、100Vと200Vの出力から選べます。消費電力は通常のバスカラットの暖房機能と同等です。電気代については上部タブの最左端「24時間換気対応 天井埋め込み型」の項でご確認ください。以下は仕様一覧です

壁付けタイプで後付けリフォームがしやすい浴室暖房は、暖房機能のモード設定が天井埋め込み型のものよりさらに充実しています。現在のお風呂の換気能力が物足りない、在来風呂にそもそもちゃんとした換気扇が付いていない、といった場合には換気機能が付いた「リニューアルバスカラット」を選ぶことで浴室の空気環境を大きく改善することができそうです。また浴室ではなくて、脱衣所に付けるタイプの暖房機もあります。以下はスペック一覧です。

三菱電機はHEMSに対応した換気扇をラインナップしています。三菱HEMS連携することで、例えば家全体の給気と排気の量を一定に保てるようキッチンなどの局所換気が稼働した時には他の場所で排気を調整したり、時期に応じて24時間換気の強度を調整したりといったことができます。またロスナイ連動させることもでき、空調不要の時期には熱交換運転を停止させて消費電力を抑えるといったことも可能です。

DCブラシレスモーターを採用しているこのシリーズでは換気の消費電力を大きく抑えることが可能です。導入には他に、別売りの三菱HEMSなども一緒に設置する必要があります。以下ではスペック・仕様を一覧でご案内しています。

在来工法のお風呂にカビが生えやすい、窓を全開にすると冬場寒い、などといった問題でお困りなら換気扇の新規取り付けを検討するのがいいかもしれません。ここでは三菱電機の浴室換気扇の価格や電気代などについてご案内します。

浴室の換気扇は、浴室のみの換気ができれば良い場合と、他の部屋の空気も含めて浴室を通して全室を換気する場合とでは、選ぶべき設備が異なります。全室の空気を計画的に入れ替えて室内の空気環境を清潔に保つことが目的（全般換気、連続運転、24時間換気）であれば天井埋め込み型のものを選び、居室には給気口を配置します。浴室だけを局所換気（間欠運転）することが目的であれば、省エネタイプの壁付け換気扇で十分な場合が多いようです。

全般換気であっても間欠運転であっても、換気扇は上方に取り付けられるため給気はできるだけ床に近いところから行う方が浴室全体の換気がうまくいきます。浴室のドアの下桟には多くの場合で換気口が付いているので、換気扇を回す際は窓と浴室ドアは基本的には閉めます。

換気扇は季節や天候によって2時間から半日は回しっぱなしにします。消し忘れを防ぐためにも浴室の換気扇にはタイマー機能があるスイッチを付けることをお勧めします。

カビの生えない環境を作るには、一日の3分の1（約8時間）は乾燥した状態を保つということが重要です。大体乾いたからいいか、ではなくて完全に乾かし切ることが重要です。近年は換気だけではなく乾燥機能を使うことで、浴室を乾かし切るという発想を商品にしたものも少なくありません。状況によってはそうした製品の導入を考えるのもいいかもしれません。

以下でそれぞれのスペックをご案内しています。

壁付けの「V-13B6」は高性能モーター「minimo」を使用したことでスペックの一つ小さい「V-10B5」と比べても消費電力量が小さく、またお得になっています。風量も大きいことから同じスペースでも「V-10B5」よりも少ない時間で浴室を乾かせるのでおすすめです。