長野日本無線、スマートメーター用に無線モジュール「NHM-10246」を発表

特定小電力無線機を手掛けてきた長野日本無線株式会社は、Wi-SUN規格(Bルート)を認証取得した920MHz帯無線モジュールである『NHM-10246』を販売しました。

長野日本無線株式会社は、これまでも独自のプロトコルの採用により、高速で低電力の無線機を開発し、カスタマイズ対応ができる会社として運営されてきましたが、今回新たなラインナップとして、標準プロトコル無線モジュールを開発して、Wi-SUN規格の認証を取得しました。

経済産業省の試算によると、2020年代にはスマートメーターとHEMSが一般家屋に標準設置されることになっています。HEMSとは、宅内の創エネ・畜エネ・省エネの状態を見える化し、電力の自動制御と遠隔操作を行うもので、今後の家庭電力の省エネ化・安心・安全・健康・福祉の分野において活躍が期待されている装置です。
今回販売が開始されたNHM-10246は、宅内の電力情報をスマートメーターに電波で通信して情報をおくるための小型無線装置です。920MHz帯の電波を使用するので高速通信が可能で、省電力のため安全で、国内電波法に基づく工事設計認証も取れています。

長野荏本無線株式会社では、設置に関するサポートも行う予定です。

参考