積水化学工業、「スマートパワーステーションα」発売開始

積水化学工業(株)住宅カンパニーは、ゼロエネ住宅ZEH)の構想のさらに先にあるといえる”エネルギー自給自足住宅”の普及型モデル「スマートパワーステーションα」を2015年4月25日から全国で販売を開始しました。

2013年に販売されてから、累積販売3000棟を超え、同社の主力商品であった「スマートパワーステーション」をベースとしていて、工場生産化率の向上で高コストパフォーマンスを実現しました。
年間エネルギー収支ゼロを達成可能にするスマートハイムメニューを標準搭載しています。

冬の快適性にもこだわり、温水ヒートポンプ式床下ふく暖房、新ウォームファクトリーも搭載されています。白を基調としたシンプル&スクエアな外観の『スマートパワーステーションα』で織り成す町並みをスマートハイムアベニューとして、全国で展開していく予定です。

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積水化学工業の「進・ハーベストメントV to Heim(ブイトゥハイム)」

積水化学工業は4月1日に電気自動車と連携するシステムを搭載したサービス付き高齢者向け住宅を発売します。2014年5月に発売されたサービス付き高齢者向け住宅を進化させたもので、「進・ハーベストメントV to Heim(ブイトゥハイム)」と呼ばれています。2015年度には20棟の販売を計画。電気自動車は日産自動車が販売している「リーフ」と、三菱自動車が販売している「アイ・ミーブ」に対応しています。

このサービス付き高齢者向け住宅には10kWの発電能力を持つ太陽光発電システムと、電気自動車に搭載された大容量の蓄電池、電力会社の3つから電力が供給されます。太陽光発電システムによって発電された電力は住宅内で利用されますが、パワーコンディショナーを通して電気自動車を充電することも可能です。電気自動車は最長で12時間、サービス付き高齢者向け住宅に電力を供給することが可能で、災害時には太陽光発電システムと合わせて電力を供給します。

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