大和ハウス工業豊田市にスマートタウン建設

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2016年に、大和ハウス工業愛知県の豊田市にスマートタウンを建設する予定です。

21棟の戸建て住宅と2棟の集合住宅で構成される同スマートタウンでは、すべての住宅で太陽光発電システムや蓄電池などを使って、電力を自給できるようにすることが狙いです。また都市ガスを利用した「エコキュート」や「エネファーム」も設置します。

注目したいのが戸建て住宅のうち3棟で一括受電を行い、電力融通をするという点。一括受電とは、価格の安い電力を小売事業者から、一括で購入する仕組みです。またこの3棟には売電メーターと買電メーターを設置し、余った電力を小売事業者に売電することが可能になります。
さらに3棟で電力を集約して電力を融通することができるようにします。この際電気料金がどのように支払われるのかも含めて、運用開始後も注目したいですね。

また、タウン内には調整池が設けられます。ここには、太陽光発電システムが設置され、そこから電力を供給し、電気自動車を充電するといったことが可能になります。もちろんそのために、電気自動車用のコンセントも全戸に設置される予定です。

大和ハウス工業では、2015年の8月から造成工事を始め、2016年の7月から入居できるようにし、2016年内中に、このスマートタウンを完成させる予定です。

参考