NTTドコモ、通信と電気をセットで販売の予定

17日、NTTドコモの加藤薫社長は、2016年の電力小売り自由化に伴って、通信と電気をセットにしたサービスの提供を検討するという、考えを示しました。

ドコモは、光回線と携帯電話のセット割りサービスを3月1日に始めますが、加藤社長は、「光ファイバーのように電力会社から電気を仕入れ自社サービスとして提供することを検討する」としました。

ドコモは、セット割サービスの他に加えて、他のパートナー企業と連携した家庭向けサービスを強化する予定です。15年度内には、スマートフォンを利用した様々なサービスに着手する予定で、「付加価値の高いサービスの提供を模索する」との意欲を示しました。

参考

NTTグループ「エコめがね」利用者を対象に

「エコめがね」の利用者を対象にNTTスマイルエナジーは太陽光発電の発電電力を高価買取する「エコめがねPlus」を全国展開する計画を発表しました。東京電力の管内から離島や東北地方など一部地域を除き各地域に展開します。売電先は新電力エネットになるということ。

「エコめがね」とは太陽光発電の発電状態を視覚化できるサービスで太陽光パネルからNTTスマイルエナジーが運営するエコめがねサーバーへ発電状況が送信され、利用者や太陽光発電の販売会社がインターネット上で閲覧することができます。
そのため、パソコンをはじめとしたスマートフォンや一部携帯端末など様々な端末から発電状況を閲覧することができます。全国でエコめがねの利用者による発電量は350MWを超えています。

太陽光発電は雨天時など様々な気候に左右されるため、供給電力が安定しない欠点がありますが、NTTスマイルエナジーは全国の幅広い地域から太陽光電力を集めることで安定した電力を得ることができると考えています。2016年4月には電力の小売りが全面的に自由化されるため、今後の発展に期待できます。2011年にNTT西日本とオムロンが共同設立したNTTスマイルエナジーは、エコめがねを中心にサービス拡大を目指しています。

参考