西部ガスが福岡県に水素ステーションを開発

西部ガスでは、都市ガスから製造した水素を燃料電池などに共有する「水素ステーション」の建設をすることになりました。

水素ステーションは、九州で初めての水素の製造・貯蓄・販売を1カ所で引き受ける施設となります。場所は福岡県の福北工場。ここでは液化天然ガスから、都市ガスを製造していますが、今後は新設の「ひびきLNG基地」に集約するために同地は27年度中に閉鎖することになっていました。
閉鎖される福北工場跡地は、立地条件も良く、また有効活用にということで、水素ステーションの建設場所として決定したそうです。

水素と酸素からの燃料電池は、市場で拡大してきていると共に、開発も進んできて、現在では全国で4カ所の商用ステーションが稼動しています。経済産業省資源エネルギー庁は、全国100カ所に設備計画を立てていて、今のところ具体化している建設場所は45カ所です。

総事業費約6億円のうち、経済産業省から2億8,000円程度の補助を受けて行われます。

参考